広島県で土地付き注文住宅を建てた人はどれくらいの大きさの家をいくらくらいの金額で建てているのでしょうか?
ここでは、住宅金融支援機構で公開されているフラット35利用者情報(2021年度版)をもとに、実際に広島県で注文住宅を購入した世帯の建設費用や土地の取得費用、借入金額や、月々の返済金額などをまとめています。
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
しかし、実際に注文住宅を建てた方々の情報を見ると意外な結果が・・・
広島県の住宅事情
広島県で住みやすい街の人気No1は広島市。
広島県府庁所在地で政令指定都市の広島市は経済・商業の中心地で人口も一番多く、路線も多く利便性もよいことから生活しやすいNo1の街です。
特に広島市は山陽新幹線の広島駅もあるため大阪方面や博多方面へのアクセスも良く人気があります。
福山市は、商業施設や娯楽施設も多く、また、大手企業の営業拠点や国や県の出先機関も多く集まっており、生活には便利な街です。
尾道市は、坂が多い街で有名ですが、商店街や商業施設が多く生活はしやすく、また、西の小京都と呼ばれるほど情緒のある街並みです。
その他、造船業で有名な呉市なども治安が良く生活しやすいことから住宅地として人気があります。
それでは人気の広島県で実際に家を建てた人の情報の見てみましょう!
広島市・福山市・尾道市・呉市など広島県で土地付き注文住宅を購入した世帯の情報
購入した土地面積や取得費用
広島県 注文住宅 土地取得相場
広島県で土地付き注文住宅を建てる場合、土地取得費用はどれくらいかかるのでしょうか?
広島県 注文住宅 土地費用ランキング
広島県では土地取得にみんなどれくらいの費用を使っているの?
広島県 注文住宅 土地広さランキング
広島県ではみんなどれくらいの広さの土地を購入しているの?
注文住宅の延べ床面積や建設費用
広島県 注文住宅 坪単価・費用相場
広島県で注文住宅を建てる場合、建設費はどれくらいかかるのでしょうか?
メモ
※建築費用は主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他の経費の合計額
坪単価が81.2万円は結構高めですね。
オプション等々で高価格帯の注文住宅を購入しているようです。
ローコスト住宅なら坪単価が50万円以下で家が建てられるので建設費用が半分ぐらいに抑えられます。
広島県 注文住宅 坪巣・延べ床面積ランキング
どれくらいの広さ(延床面積)の家を建てている人が多いの?
広島県 注文住宅 所要資金ランキング
所要資金(土地購入金額+建設費用)はどれくらいが多いの?
広島県で注文住宅を建てる場合は3,200~4,200万円くらいかかりそうですね!
広島市・福山市・尾道市・呉市など広島県で土地付き注文住宅を購入した世帯の世帯情報は?
広島県で注文住宅を取得した世帯情報
広島県で注文住宅を取得した世帯情報の年収ランキング
広島県で注文住宅を建てた人の世帯年収は、いくらくらいの人が多いの?
ということは、世帯年収が400~500万円あれば広島県で土地付き注文住宅が建てられるということですね!
広島市・福山市・尾道市・呉市など広島県で購入した世帯の手持金(頭金)や借入金額、月々の返済金額は?
頭金・借入金額・月々の返済金額の相場
メモ
※総返済負担率(1か月当たり予定返済額/世帯月収)
頭金・借入金額・月々の返済金額ランキング
頭金・借入金額・月々の返済金額はいくらぐらいの金額の人が多いの?
また、住宅ローンは3,000~3,200万円が一番多く、月々の返済は9~8万円が一番多い!
広島市・福山市・尾道市・呉市など広島県の建売住宅を購入した世帯情報・相場
広島県の建売住宅を購入した世帯の購入価格平均は、3,264万円
広島県の建売住宅を購入した世帯の住宅面積平均は、105.4m2
広島市・福山市・尾道市・呉市など広島県のマンションを購入した世帯情報・相場
広島県のマンションを購入した世帯の購入価格平均は、3,845.9万円
広島県のマンションを購入した世帯の住宅面積平均は、76.0m2
まとめ
広島県では世帯年収500~600万円の世帯が土地付注文住宅を購入している人が全体の25.7%で一番多い!
広島県では『300~400万円』で購入する人が全体の19.7%で一番多い!
土地費用が800~1,000万円が一番多いのに対して、所要資金では3,400~3,600万円が多いことから、注文住宅の建築費用に2,800万円くらい費やしている人が多いと読み取れます。
床面積は110~115m2(33~35坪)が一番多いので、坪単価は80~84万円くらいの方が多いと読み取れます。
全国的に見ても坪単価がかなり高額になっており、地震への備えで高耐震性住宅や蓄電を考慮した太陽光発電システムなど住宅へのこだわりが伺えます。
現在はローコスト住宅でも十分な耐震性、高気密性、また、長期優良住宅対応の住宅がほとんどですので、そちらを検討すると建築費用を抑えることができます。
例えば、坪単価50万円のローコスト住宅にするだけで、建築費用は1,650(33坪)~1,750万円(35坪)になりますので、土地費用を合わせて2,450~2,750万円まで所要資金を抑えることができます。
ポイント
ローコスト住宅なら2,450~2,750万円まで所要資金を抑えることができる!
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
実際に広島県で注文住宅を建てた方々の情報を見ると、マンション相場だけ注文住宅相場、建売住宅相場より割高になってます。
また、意外と注文住宅相場も建売住宅相場はあまり変わらないことがわかります。
むしろ、ローコスト住宅を選択すれば、建売住宅やマンションより価格を抑えて理想の家を建築できることができます。
広島県以外の中国エリアの注文住宅相場