鳥取県で土地付き注文住宅を建てた人はどれくらいの大きさの家をいくらくらいの金額で建てているのでしょうか？
ここでは、住宅金融支援機構で公開されているフラット35利用者情報（2021年度版）をもとに、実際に鳥取県で注文住宅を購入した世帯の建設費用や土地の取得費用、借入金額や、月々の返済金額などをまとめています。
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
しかし、実際に注文住宅を建てた方々の情報を見ると意外な結果が・・・
鳥取県の住宅事情
鳥取県で住みやすい街の人気No１は鳥取市。
鳥取県府庁所在地の鳥取市は経済・商業の中心地で人口も一番多く、路線も多く利便性もよいことから人気No１の街です。
特に子育て環境づくりや支援に力を入れており、第2子保育園料金を通常1/2のところを1/5に軽減していることなど子育て世代に人気があります。
また、鳥取市は宝島社『田舎暮らしの本』 2020年2月号で『子育て世代が住みたい田舎部門 第1位』を受賞しています。
米子市は、速道路や鉄道、空港、海上交通など物流の要所で買い物するお店がたくさんあり、生活しやすい環境が整っている鳥取第２位の都市です。
倉吉市は、白壁土蔵群など歴史的景観を残した街で、鳥取市や米子市のちょうど中間に位置し、いずれにも特急で50分程度のアクセス。
その他、水木しげるロードや港町で有名な境港市なども観光地化され、治安が良く生活しやすいことから住宅地として人気があります。
それでは人気の鳥取県で実際に家を建てた人の情報の見てみましょう！
鳥取市・岩出市・海南市・有田市など鳥取県で土地付き注文住宅を購入した世帯の情報
購入した土地面積や取得費用
鳥取県 注文住宅 土地取得相場
鳥取県で土地付き注文住宅を建てる場合、土地取得費用はどれくらいかかるのでしょうか？
鳥取県 注文住宅 土地費用ランキング
鳥取県では土地取得にみんなどれくらいの費用を使っているの？
鳥取県 注文住宅 土地広さランキング
鳥取県ではみんなどれくらいの広さの土地を購入しているの？
注文住宅の延べ床面積や建設費用
鳥取県 注文住宅 坪単価・費用相場
鳥取県で注文住宅を建てる場合、建設費はどれくらいかかるのでしょうか？
メモ
※建築費用は主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他の経費の合計額
坪単価が70.6万円は結構高めですね。
オプション等々で高価格帯の注文住宅を購入しているようです。
ローコスト住宅なら坪単価が50万円以下で家が建てられるので建設費用が半分ぐらいに抑えられます。
鳥取県 注文住宅 坪巣・延べ床面積ランキング
どれくらいの広さ（延床面積）の家を建てている人が多いの？
鳥取県 注文住宅 所要資金ランキング
所要資金（土地購入金額＋建設費用）はどれくらいが多いの？
鳥取県で注文住宅を建てる場合は2,400～4,400万円くらいかかりそうですね！
鳥取市・岩出市・海南市・有田市など鳥取県で土地付き注文住宅を購入した世帯の世帯情報は？
鳥取県で注文住宅を取得した世帯情報
鳥取県で注文住宅を取得した世帯情報の年収ランキング
鳥取県で注文住宅を建てた人の世帯年収は、いくらくらいの人が多いの？
ということは、世帯年収が400～500万円あれば鳥取県で土地付き注文住宅が建てられるということですね！
鳥取市・岩出市・海南市・有田市など鳥取県で購入した世帯の手持金（頭金）や借入金額、月々の返済金額は？
頭金・借入金額・月々の返済金額の相場
メモ
※総返済負担率（1か月当たり予定返済額／世帯月収）
頭金・借入金額・月々の返済金額ランキング
頭金・借入金額・月々の返済金額はいくらぐらいの金額の人が多いの？
また、住宅ローンは2,600～2,800万円が一番多く、月々の返済は8～9万円が一番多い！
鳥取市・岩出市・海南市・有田市など鳥取県の建売住宅を購入した世帯情報・相場
鳥取県の建売住宅を購入した世帯の購入価格平均は、3,198.5万円
鳥取県の建売住宅を購入した世帯の住宅面積平均は、112.2m2
鳥取市・岩出市・海南市・有田市など鳥取県のマンションを購入した世帯情報・相場
鳥取県のマンションを購入した世帯の購入価格平均は、2,950.6万円
鳥取県のマンションを購入した世帯の住宅面積平均は、77.2m2
まとめ
鳥取県では世帯年収400～500万円の世帯が土地付注文住宅を購入している人が全体の27.8％で一番多い！
鳥取県では『頭金300～400万円』で購入する人が全体の38.9％で一番多い！
土地費用が400～600万円が一番多いのに対して、所要資金では3,000～3,200万円が多いことから、注文住宅の建築費用に2,600万円くらい費やしている人が多いと読み取れます。
床面積は115～120m2（34～36坪）が一番多いので、坪単価は72～76万円くらいの方が多いと読み取れます。
全国的に見ても坪単価がかなり高額になっており、地震への備えで高耐震性住宅や蓄電を考慮した太陽光発電システムなど住宅へのこだわりが伺えます。
現在はローコスト住宅でも十分な耐震性、高気密性、また、長期優良住宅対応の住宅がほとんどですので、そちらを検討すると建築費用を抑えることができます。
例えば、坪単価50万円のローコスト住宅にするだけで、建築費用は1,700（34坪）～1,800万円（36坪）になりますので、土地費用を合わせて2,100～2,400万円まで所要資金を抑えることができます。
ポイント
ローコスト住宅なら2,100～2,400万円まで所要資金を抑えることができる！
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
実際に鳥取県で注文住宅を建てた方々の情報を見ると、マンション相場だけ注文住宅相場、建売住宅相場より割高になってます。
また、意外と注文住宅相場も建売住宅相場はあまり変わらないことがわかります。
むしろ、ローコスト住宅を選択すれば、建売住宅やマンションより価格を抑えて理想の家を建築できることができます。
鳥取県以外の中国エリアの注文住宅相場