京都府で土地付き注文住宅を建てた人はどれくらいの大きさの家をいくらくらいの金額で建てているのでしょうか?
ここでは、住宅金融支援機構で公開されているフラット35利用者情報(2021年度版)をもとに、実際に京都府で注文住宅を購入した世帯の建設費用や土地の取得費用、借入金額や、月々の返済金額などをまとめています。
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
しかし、実際に注文住宅を建てた方々の情報を見ると意外な結果が・・・
京都エリア
京都エリアには、京都市があります。
京都府県庁所在地の京都市は毎年5000万人以上の観光客が訪れる日本を代表する世界屈指の国際観光都市です。
京都市は観光客も多く常に人でにぎわっている状況で、住み心地としては南以外三方山に囲まれた盆地で、夏は蒸し暑く、冬は底冷えがする環境です。
しかし、京都市は歴史を感じさせる古い街並みをはじめ、商業施設・飲食店も多く、大阪方面へのアクセスも良いことから県内人気No1の住みたい街です。
山城エリア
南丹エリア
中丹エリア
丹後エリア
丹後エリアには、京丹後市・宮津市があります。
京丹後市・宮津市は、山陰海岸国立公園や丹後天橋立大江山国定公園に指定されているエリアも多く含まれ、風光明媚なスポットが点在しています。
京都市や大阪市へはアクセスしづらいですが、海や田園風景、山里と、自然がすぐ身近な街並みでスローライフが楽しめる環境です。
それでは人気の京都府で実際に家を建てた人の情報の見てみましょう!
京都市・宇治市・福知山市・亀岡市など京都府で土地付き注文住宅を購入した世帯の情報
購入した土地面積や取得費用
京都府 注文住宅 土地取得相場
京都府で土地付き注文住宅を建てる場合、土地取得費用はどれくらいかかるのでしょうか?
京都府 注文住宅 土地費用ランキング
京都府では土地取得にみんなどれくらいの費用を使っているの?
京都府 注文住宅 土地広さランキング
京都府ではみんなどれくらいの広さの土地を購入しているの?
注文住宅の延べ床面積や建設費用
京都府 注文住宅 坪単価・費用相場
京都府で注文住宅を建てる場合、建設費はどれくらいかかるのでしょうか?
メモ
※建築費用は主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他の経費の合計額
坪単価が80.6万円は結構高めですね。
オプション等々で高価格帯の注文住宅を購入しているようです。
ローコスト住宅なら坪単価が50万円以下で家が建てられるので建設費用が半分ぐらいに抑えられます。
京都府 注文住宅 坪巣・延べ床面積ランキング
どれくらいの広さ(延床面積)の家を建てている人が多いの?
京都府 注文住宅 所要資金ランキング
所要資金(土地購入金額+建設費用)はどれくらいが多いの?
京都府で注文住宅を建てる場合は3,200~4,400万円くらいかかりそうですね!
京都市・宇治市・福知山市・亀岡市など京都府で土地付き注文住宅を購入した世帯の世帯情報は?
京都府で注文住宅を取得した世帯情報
京都府で注文住宅を取得した世帯情報の年収ランキング
京都府で注文住宅を建てた人の世帯年収は、いくらくらいの人が多いの?
ということは、世帯年収が400~500万円あれば京都府で土地付き注文住宅が建てられるということですね!
京都市・宇治市・福知山市・亀岡市など京都府で購入した世帯の手持金(頭金)や借入金額、月々の返済金額は?
頭金・借入金額・月々の返済金額の相場
メモ
※総返済負担率(1か月当たり予定返済額/世帯月収)
頭金・借入金額・月々の返済金額ランキング
頭金・借入金額・月々の返済金額はいくらぐらいの金額の人が多いの?
また、住宅ローンは3,000~3,200万円が一番多く、月々の返済は8~9万円が一番多い!
京都市・宇治市・福知山市・亀岡市など京都府の建売住宅を購入した世帯情報・相場
京都府の建売住宅を購入した世帯の購入価格平均は、2,913.7万円
京都府の建売住宅を購入した世帯の住宅面積平均は、96.6m2
京都市・宇治市・福知山市・亀岡市など京都府のマンションを購入した世帯情報・相場
京都府のマンションを購入した世帯の購入価格平均は、4,021.3万円
京都府のマンションを購入した世帯の住宅面積平均は、71.2m2
まとめ
京都府では世帯年収400~500万円の世帯が土地付注文住宅を購入している人が全体の27.8%で一番多い!
京都府では『頭金なし』で購入する人が全体の22.2%で一番多い!
土地費用が1,000~1,200万円が一番多いのに対して、所要資金では3,800~4,000万円が多いことから、注文住宅の建築費用に2,800万円くらい費やしている人が多いと読み取れます。
床面積は105~110m2(31~33坪)が一番多いので、坪単価は84~90万円くらいの方が多いと読み取れます。
全国的に見ても坪単価がかなり高額になっており、地震への備えで高耐震性住宅や蓄電を考慮した太陽光発電システムなど住宅へのこだわりが伺えます。
現在はローコスト住宅でも十分な耐震性、高気密性、また、長期優良住宅対応の住宅がほとんどですので、そちらを検討すると建築費用を抑えることができます。
例えば、坪単価50万円のローコスト住宅にするだけで、建築費用は1,550(31坪)~1,650万円(33坪)になりますので2,550~2,850万円まで所要資金を抑えることができます。
ポイント
ローコスト住宅なら2,550~2,850万円まで所要資金を抑えることができる!
注文住宅は、建売住宅やマンションに比べ、間取りや外観など自由に設計できるため金額が高いように思われがちです。
実際に京都府で注文住宅を建てた方々の情報を見ると、マンション相場だけ注文住宅相場、建売住宅相場より割高になってます。
また、意外と注文住宅相場も建売住宅相場はあまり変わらないことがわかります。
むしろ、ローコスト住宅を選択すれば、建売住宅やマンションより価格を抑えて理想の家を建築できることができます。
京都府以外の関西エリアの注文住宅相場