この記事では、公開されている情報をもとに『積水ハウス』の坪単価や家の価格・費用相場についてまとめています。
注文住宅を建設しようと思っている人にとって問題なのは、どのハウスメーカーに依頼するかではありませんか?
ハウスメーカー選びの中で、やはり大手で有名なところが安心と考える人もいるでしょう。
今回紹介する積水ハウスはコマーシャルなどでも宣伝していて、広く知られたハウスメーカーです。
積水ハウスに注文住宅を依頼した場合、坪単価がどのくらいかかるのか、どんな特徴があるかについて、理解しておきましょう。
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積水ハウスの住宅の特徴について
積水ハウスでは、鉄骨1~2階建て、鉄骨3~4階建て、木造1~3階建ての住宅を提供しています。
鉄骨1・2階建て住宅では、高い耐震性能を備え、安全で快適な住まいを実現する、独自開発の軽量鉄骨構法(ダイナミックフレーム・システム)が採用されています。
鉄骨3・4階建て住宅では、高層ビルと同じ耐震基準で設計されており、安全性能と敷地対応力にすぐれた独自開発の重量鉄骨構造(フレキシブルβシステム)が採用されています。
鉄骨住宅は木造住宅に比べ耐震性に優れ、耐久性もあるところが特徴で安心して生活できます。
その分木造住宅より高価格になっています。
積水ハウスでは、木造住宅も提供しています。
木造1〜3階建て住宅では、高い耐震性と安全性に設計自由度を兼ね備えた、独自開発の木造軸組構法(シャーウッド構法)が採用されています。
積水ハウスでは、一邸ごとに異なる敷地や気候条件に適した住まいを提案する「邸別自由設計」にこだわり続けています。
一級建築士をはじめ、住まいづくりの専任スタッフが、豊富な実績とノウハウをいかしたコンサルティングとアドバイスをしてくれるので、こだわりの住宅を実現することができます。
インテリアについては、オリジナルアイテムを広く取り揃えているのも特徴の一つです。
しかも、オリジナル製品のバリエーションが充実しているので、自分のイメージにマッチするものが見つかりやすいと言われています。
積水ハウスの坪単価について
積水ハウスで注文住宅を建設した場合の本体価格は、坪単価で見ると80~105万円といったところが相場です。
25坪の場合は2,000~2,625万円、30坪だと2,400~3,150万円、40坪の場合には3,200~4,200万円あたりが目安になるでしょう。
主要なハウスメーカーの中では、鉄骨住宅も含まれるため坪単価は高めと言えます。
坪単価が高くなるのは、高品質の建材を使っていることが影響しています。
鉄骨構造で耐震性に強い建物を作っていて、外壁ダインコンクリートなどの高品質の素材を使用しています。
もし多少お金がかかっても品質にこだわってマイホームを建てたいと思うのであれば、積水ハウスに依頼するのも選択肢の一つです。
積水ハウスの建坪ごとの建築価格と総費用
ここでは実際に積水ハウスで建築した住宅の建築事例をもとに建坪ごとの坪単価や基本価格をまとめています。
積水ハウスの20坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
75.34m2(22.7坪) | 88.1万円~132.1万円 | 2,000万~3,000万円 |
94.40m2(28.5坪) | 70.1万円~105.2万円 | 2,000万~3,000万円 |
積水ハウスの30坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
110.13m2(33.3坪) | 90.1万円~105.1万円 | 3,000万~3,500万円 |
113.86m2(34.4坪) | 87.2万円~101.7万円 | 3,000万~3,500万円 |
121.31m2(36.6坪) | 81.9万円~95.6万円 | 3,000万~3,500万円 |
積水ハウスの40坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
140.52m2(42.5坪) | 94.1万円~105.8万円 | 4,000万~4,500万円 |
157.26m2(47.5坪) | 84.2万円~94.7万円 | 4,000万~4,500万円 |
※建築価格(建築総費用)は、本体価格に外構などの「別途工事費用」および登記費用や住宅ローンの手続き「諸費用」などの費用(300万円~400万円が目安)が追加で必要になります。
他社ハウスメーカーと積水ハウスの坪単価比較
ここでは積水ハウスの坪単価と比較するために、他の大手ハウスメーカーの坪単価を参考までに掲載しています。
ハウスメーカー | 坪単価 |
積水ハウス | 80万円~105万円 |
土屋ホーム | 65万円~75万円 |
ヤマダホームズ | 55万円~80万円 |
ウィザースホーム | 40万円~90万円 |
住友不動産 | 45万円~75万円 |
アキュラホーム | 45万円~80万円 |
タマホーム | 35万円~80万円 |
一条工務店 | 50万円~80万円 |
積水ハウス | 60万円~80万円 |
ミサワホーム | 65万円~75万円 |
無印良品の家 | 60万円~90万円 |
積水ハウスの平屋の坪単価と費用相場について
積水ハウスの商品ラインナップの中の一つに、「平屋の季(ひらやのとき)」があります。
商品名にあるように平屋の注文住宅で、一つの大空間の住まいを作り出すのが特徴です。
緑に囲まれた快適な暮らしを実現する注文住宅として、スローリビング志向のお客さんの間で人気です。
「平屋の季」の坪単価を見てみると、大体50~80万円が目安となっています。
積水ハウスには「里楽(りらく)」という商品もあります。
木造の平屋で、木の質感を体験できる快適な住まいとして人気です。
庭との距離が近いのが特徴で、ガーデニングが趣味な人にはおすすめです。
「里楽」の坪単価は、大体70~80万円といったところが相場になるようです。
「平屋の季」よりも高級志向と言えます。
積水ハウスの3階建ての坪単価と費用相場について
積水ハウスでは、3階建ての注文住宅の建設実績も豊富にあります。
限られた土地にそれなりの広さの住宅を建設したければ、3階建てにすることも検討しましょう。
積水ハウスで特に有名なのは「Maxio(マキシオ)」です。
マキシオは3階建ての住宅で気のぬくもりが感じられるとして人気になっています。
積水ハウスの3階建ての坪単価は、大体70~100万円といったところが相場になります。
もし30坪の土地に3階建ての住宅を建設したとすると、2,100~3,000万円くらいかかると想定しておきましょう。
3階建ての坪単価も、他のハウスメーカーと比較するとやや高めと言えます。
積水ハウスの商品別坪単価
積水ハウスの注文住宅を見てみると、いろいろなシリーズがラインナップされています。
それぞれに異なる特徴がありますので、自分の住まいのイメージに近いものを選択するといいでしょう。
また、商品によって坪単価も変わってきます。
注文住宅を建設する際には予算をどうするかをまずは検討してください。
そして、予算の枠内に収まるような商品はどれかで絞り込んでいくのも一考です。
最上級グレードから廉価グレードまでさまざまです。
積水ハウスの『イズ・ステージ』の坪単価
積水ハウスの中でも、1~2階建ての鉄骨造りの住宅で最上位グレードにあたるのが、「イズ・ステージ」です。
フラッグシップモデルということで、人気も高いです。
外壁にはダインコンクリートという高品質の素材を使っていますし、鉄骨造りならではのデザインの自由度も魅力です。
高級で重厚感のある住まいはどっしりとしていて、安心かつ快適に屋内で過ごせるでしょう。
イズ・ステージは、積水ハウスの中でもハイグレードの注文住宅です。
坪単価もそれなりにかかると考えておきましょう。
イズ・ステージは大体90~100万円を坪単価として想定しておくといいです。
多少値が張っても鉄骨で丈夫な住宅を作りたければ、こちらも選択肢になってくるはずです。
積水ハウスの『イズ・ロイエ』の坪単価
「イズ・ロイエ」も、積水ハウスの中でも人気商品の一つです。
積水ハウスでは「イズシリーズ」という注文住宅のブランドを展開しています。
イズ・ロイエは、イズシリーズの中でも主力モデルになっています。
ロイエとは「Royaru(高貴な)」と「Eco(エコ)」を組み合わせた造語です。
環境に配慮しながら、高級感のある住宅であるところが大きな特徴です。
イズ・ロイエの坪単価ですが、70~100万円といったところが目安になります。
積水ハウスの中でもハイエンドなモデルになりますので、坪単価は高めと考えておきましょう。
ただし、オプションや設定のバリエーションが豊富で、こちらで工夫すれば坪単価を安く抑えることも可能です。
積水ハウスの『ビエナ』の坪単価
「ビエナ」とは、積水ハウスの注文住宅の中でも鉄骨3階建ての物件を指します。
間取りなどフレキシブルさに優れているので、自分の理想の住まいを具現化できるとあって人気です。
子供部屋など間取りに対していろいろと希望を持っているのであれば、おすすめです。
また、エクステリアにこだわりを持っているのも特色の一つで、スタイリッシュなデザインも売りの一つです。
ビエナの気になる坪単価ですが、70~100万円を想定しておきましょう。
30坪の住宅で、2,100~3,000万円程度かかる計算です。
ビエナもオプションや設備を工夫することで、坪単価を安くすることが可能です。
積水ハウスの担当者と相談しながら、どうするかを検討しましょう。
積水ハウスの『グラヴィス ステージ』の坪単価
積水ハウスでは、「シャーウッド」と呼ばれる木造住宅をラインナップしています。
この「シャーウッドシリーズ」の中でも最高級グレード商品と言われているのが、この「グラヴィス ステージ」です。
グラヴィス ステージの特色として、窓が挙げられます。
床から天井まで最大2.5メートルの大型の窓を設置できるので、非常に開放的な空間に恵まれます。
最高グレードということで、坪単価も高めに設定されています。
坪単価で100万円、想定単価1億円と設定しています。
この価格設定は、積水ハウスの注文住宅の中でも2割ほど割高な設定となっています。
ですから、富裕層向けの注文住宅と言えます。床には国産木材を使用するなど、素材にもこだわりが見られます。
積水ハウスの『モデラーレ』の坪単価
こちらも、木造住宅「シャーウッドシリーズ」の一つです。
「モデラーレ」の坪単価を見てみると、大体70~80万円といったところが相場のようです。
積水ハウスには他にもいろいろな商品がラインナップされていますが、その中でも比較的坪単価はリーズナブルと言えます。
モデラーレは、外壁がまず大きな特徴です。
「ベルバーン」と呼ばれる、陶器と同じ素材と製法で作られた建材で作られます。
また、居住空間の開放感がすごいと評判です。最大で天井高を3.7メートルに設計することも可能です。
天井を広くして、抜けた空間を望んでいるのであれば、モデラーレで注文住宅を建設するといいでしょう。
積水ハウスの住宅を選ぶメリット
積水ハウスの注文住宅は外壁性能が優れていて、高い耐震性を持っているのがメリットです。
「ダインコンクリート」という、耐火性と耐久性に優れたものを使っています。
その他にも、新世代のコンクリート外壁と言われる「シェルテックコンクリート」を使った注文住宅建築にも対応しています。
こちらは軽量ですが、従来のコンクリートよりも2倍の強度を誇ると言われています。
また、震度7の地震でも持ちこたえられるダイアミックフレーム・システムを採用しています。
日本は地震大国なので、大震災クラスの地震が来てもしっかりこらえることができるのは魅力です。
アフターケアがしっかりしているのも、積水ハウスのメリットの一つです。
まず、初期保証として30年間の保証が付いてきます。
31年目以降も10年ごとに延長できるので、半永久的な保証を受けられます。
また、専任スタッフが定期的に点検を実施してくれるのも安心ポイントです。
何か問題が起きても早期発見できるので、すぐにリフォームなどの対応ができます。
積水ハウスは、スムストック加盟のハウスメーカーです。
スムストックとは、50年以上の長期点検制度に基づき、点検を行うことです。
長期にわたって定期的に点検してくれますし、その記録はきちんと残されます。
担当者が変わっても情報を共有できるので、安心して長期的な生活もできます。
積水ハウスの口コミの総評
積水ハウスで注文住宅を建てた人はどのような感想を持っているのか、気になりませんか?
インターネットを見てみると、積水ハウスの注文住宅に関する口コミも見られます。
その中でいい口コミと悪い口コミをいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてください。
積水ハウスの良い口コミ
「積水ハウスで注文住宅をお願いして、完成してから3年経過しました。今のところ特に問題はありません。快適に住めますし、積水ハウスにお願いしてよかったなと思っています。」
「営業マンの方が素晴らしかったので、注文住宅の建設をお願いしました。こちらの要望に真摯に耳を傾けてくれました。他の営業マンにありがちな他社批判なども一切ありませんでした。出来上がった住宅も構造面や性能面でも素晴らしくて、文句のつけようもありませんでした。」
「土地探しから担当者の方が一緒に参加してくれて、現地まで来てくれ、境界線や水道管などのインフラの状態など細かくチェックしてくれました。また、予算は決して多くなかったのですが、親身になって相談に乗ってくれたので親切だなと思いました。」
積水ハウスの悪い口コミ
「カスタマーズセンターに問い合わせたいことがあって連絡したのですが、担当者と責任者で言っていることが全く違っていました。どうなっているのかとちょっと不安に感じてしまいました。」
「住宅自体は決して悪くないと思います。しかし、いかんせん坪単価が高すぎます。見積もりまでお願いしましたが、予算オーバーになってしまうので、積水さんに依頼するのは断念しました。」
「家は問題も不満もありません。でも、カスタマーセンターの対応が悪いと思いました。休日の窓口もあるにはありますが、連絡先の記載が詳しくなく問い合わせ先は間違えますし、その部分に関しては不満です。」
総評
積水ハウスの注文住宅の坪単価は、他のハウスメーカーと比較してやや高めです。
しかし、これは使用する原材料が高品質なためです。
また、アフターサービスも非常に手厚く、長期保証も行っていますし、定期的な住宅の検査も実施しています。
住宅購入は一生に1回の買い物という人も多いでしょう。
1度購入したら、そこが終の棲家になる人も多いはずです。
そう考えると、安心して暮らせる、アフターケアの充実した積水ハウスで注文住宅を建設するのも選択肢の一つと言えます。
口コミを見ても、営業マンの方が真摯に話を聞いてくれるという評判も多く見られました。
カスタマーセンターの対応が悪く、そこに不満を抱く人もいるようですが、住まいづくりの腕は確かと言えます。
注文住宅を建設するなら、積水ハウスにお願いするのも一考でしょう。
積水ハウスの会社情報
社名 | 株式会社積水ハウス |
所在地 | 〒531-0076 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビル タワーイースト |
設立 | 1960年8月1日 |
---|---|
資本金 | 2,025億9120万円 |
従業員数 | 15,017名 (2023年1月31日現在) 一級建築士 2,994名 |
事業内容 | ・建築工事の請負及び施工 ・建築物の設計及び工事監理 ・造園工事及び外構工事の設計、請負、施工及び監理並びに樹木の育成及び売買 ・土木工事、大工工事、左官工事、とび・土工・コンクリート工事、石工事、屋根工事、電気工事、管工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、ほ装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、機械器具設置工事、熱絶縁工事、電気通信工事、建具工事、水道施設工事、消防施設工事及び解体工事の請負及び施工 ・不動産の売買、交換及び貸借並びにこれらの仲介及び代理 ・不動産の管理及び鑑定並びに不動産コンサルティング ・地域開発、都市開発及び環境整備に関する調査、企画、設計、エンジニアリング、マネジメント及びコンサルティング ・土地の測量及び地質調査 ・第二種金融商品取引業 ・建築材料及び緑化造園材料の製造及び売買 ・家具、室内装飾品、家庭用電気製品、住宅設備機器、医療機器及び日用品雑貨の売買 ・廃棄物の収集、運搬、処分及び再資源化に関する事業 ・有料老人ホームその他医療・介護系施設の経営並びにこれらに関する経営コンサルティング ・情報処理サービス事業並びに出版物の製作及び売買 ・コンピューターソフトウェア及び情報処理システムの開発、売買及び貸借 ・特許権その他知的財産に関する権利の取得、利用及び管理 ・スポーツ施設、保養所、研修所、飲食店、宿泊施設及び売店の経営並びにこれらに関する経営コンサルティング ・各種催し物の企画、運営及び請負並びにカルチャーセンターの経営 ・道路貨物運送業、倉庫業及び警備業並びにこれらの取次及び代理 ・金銭の貸付、債務の保証及び動産のリース業 ・有価証券の保有、売買及び運用 ・広告代理業、損害保険代理業及び生命保険の募集に関する業務 ・職業能力開発施設の運営 ・当社と同一資本系列会社のための福利厚生施設経営 ・前各号に付帯する諸般事業をなすこと |
坪単価はハウスメーカーによっても変わる
注文住宅を建てる際には、多くのハウスメーカーの中から、提案されている商品やオプションなどによって一つを選びます。
何を重視してメーカー選びをするかは多種多様ですが、ハウスメーカーごとに目安となる坪単価が異なる点は念頭に入れておきたいものです。
ハウスメーカーは、坪単価によってローコスト系とミドルコスト系、そしてハイコスト系に分類できます。それぞれ、どのぐらいの坪単価が目安となり、どんな特徴があるのでしょうか。
ローコスト系ハウスメーカーの坪単価
ローコスト系ハウスメーカーの中には、タマホームのように全国展開しているメーカーもあれば、地域密着型の工務店まで様々です。
坪単価の目安としては30万円~50万円程度で、大手ハウスメーカーの平均となる70万円~80万円と比べると、リーズナブルな価格で住宅を建てられます。
これは坪単価なので、住宅の面積によって実際にかかる建物販売価格は異なります。
しかし多くの場合、1,000万円から2,000万円ぐらいの建物価格に設定されているケースが多く、初めて住宅を購入する人が検討したいタイプの住宅と言えるでしょう。
ローコスト系ハウスメーカーの住宅は、インテリアや間取りなどに関してのカスタマイズ選択肢が少ないという特徴があります。
すでに決められている間取りやインテリアをそのまま受け入れられる人なら、ローコスト系ハウスメーカーの注文住宅でも、十分に満足できる可能性は高いでしょう。
ただし、住む人のライフスタイルやこだわりに合わせてカスタマイズしたい人にとっては、選択肢が少ないという点で物足りなく感じるかもしれません。
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価は、約50万円~60万円ぐらいが目安となります。
全国展開しているメーカーなら、ヤマダホームズや一条工務店などが該当するでしょう。
ミドルコスト系のメーカーは、ローコスト系の住宅と比較すると設備が充実していることが多いです。
大手メーカーの坪単価よりも若干リーズナブルなので、満足度が高い住宅をお買い得な価格で建てられる点が、ミドルコスト系の最大の魅力です。
デメリットは、ローコスト系と同様に、カスタマイズ性がそれほど充実していないという点があげられます。
完全フリースタイルで住宅を建てたい人にとっては、ミドルコストでも十分な満足度を得られないかもしれません。
ハイコスト系ハウスメーカーの坪単価
ハイコスト系は、大手ハウスメーカーが多く、坪単価は70万円以上が目安です。
メーカーごとに複数の商品をラインナップしており、それぞれ坪単価は異なります。
しかし、ハイコスト系ハウスメーカーの中でも定番商品や主力商品となっている商品の多くは、坪単価は70万円~80万円程度に抑えられていることが多く、オプションを装備することで坪単価が高くなる仕組みとなっています。
ちなみに、ハイコスト系のハウスメーカーの中でも全国展開しているメーカーだと、ヘーベルハウスや住友林業あたりが該当します。