この記事では、公開されている情報をもとに『土屋ホーム』の坪単価や家の価格・費用相場についてまとめています。
注文住宅を建設するにあたって、土屋ホームにお願いするのも選択肢の一つです。
土屋ホームでは、BES-T工法というオリジナルの手法で、長期にわたって安心・快適に住める住まいづくりを進めています。
ところで、注文住宅を建設するにあたって、やはり気になるのはコストでしょう。
坪単価がいくらで、平屋にしたり、狭い土地に3階建てを建築したりと、住宅の様式も決まってくるからです。
実際に土屋ホームにマイホームを作ってもらった人の口コミを見ることで、実際どんな業者かというイメージを膨らませられます。
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土屋ホームの住宅の特徴について
土屋ホームの住宅の特徴として見逃せないのは、オリジナルのBES-T工法です。
日本家屋の中でも伝統的な木造軸組構造をベースとして、さらに進化させました。
構造躯体を外側から断熱材でカバーすることで、住宅内部の空気を逃しません。
こうすることで夏は涼しく、冬は暖かく、年間通して快適な住まいを作ることができます。
また、24時間換気システムを取り入れているのも土屋ホームの特徴です。
空気のよどみを排出し、常に新鮮な空気を取り入れるシステムが整備されています。
常に快適な空気環境の中で、気持ちよく過ごせるでしょう。
床下の換気についてもしっかりしているのが、土屋ホームの注文住宅の特徴です。
基礎断熱と機械式の床下換気を組み合わせることで、床下の湿気をコントロールできます。
住宅の天敵として白アリがありますが、湿気を上げないようにすることで、シロアリの発生を抑制できるのもおすすめポイントです。
土屋ホームの注文住宅の特徴として、頑丈さも挙げられます。
土屋ホームの住宅は、軸組構造と壁構造を組み合わせた建物であるのが特徴です。
点と面の両方のアプローチから住宅を支える方式を採っています。
地震や台風などの外からの強大なエネルギーを受けた場合、建物全体で支える方式です。
どこか1点に力が加わるのではなく、分散させることで、そう簡単に壊れない住宅が実現できます。
土屋ホームの坪単価について
土屋ホームで注文住宅を建てるにあたって気になる費用ですが、坪単価で65~75万円といったところが相場になります。
ローコストのハウスメーカーで注文住宅をお願いした場合、坪単価30~40万円程度で受注しているところもあります。
このようなローコストのメーカーと比較すると、土屋ホームの坪単価はやや高めという印象を受けるでしょう。
しかし、BES-T工法などのオリジナルで、ハイクオリティの注文住宅を建設してくれます。
長期にわたって、安心かつ快適に暮らせる空間にこだわりたければ、土屋ホームは選択肢の一つに挙げられるでしょう。
注文住宅は間取りや使用する建材によって、値段はいくらでも調節することが可能です。
見積書を見ながら値段をうまく調整して、納得できる住まいづくりを心がけましょう。
土屋ホームの建坪ごとの建築価格と総費用
ここでは実際に土屋ホームで建築した住宅の建築事例をもとに建坪ごとの坪単価や基本価格をまとめています。
土屋ホームの20坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
75.34m2(22.7坪) | 65.9万円~87.8万円 | 1,500万円~1,999万円 |
94.40m2(28.5坪) | 52.6万円~70.1万円 | 1,500万円~1,999万円 |
土屋ホームの30坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
110.13m2(33.3坪) | 45.1万円~60.1万円 | 1,500万円~1,999万円 |
113.86m2(34.4坪) | 58.1万円~72.6万円 | 2,000万円~2,499万円 |
121.31m2(36.6坪) | 81.8万円~95.4万円 | 3,000万円~3,499万円 |
土屋ホームの40坪台の価格相場
坪数 | 坪単価 | 基本価格 |
140.52m2(42.5坪) | 70.6万円~82.4万円 | 3,000万円~3,499万円 |
157.26m2(47.5坪) | 52.6万円~63.1万円 | 2,500万円~2,999万円 |
※建築価格(建築総費用)は、本体価格に外構などの「別途工事費用」および登記費用や住宅ローンの手続き費用などの「諸費用」(300万円~400万円が目安)が追加で必要になります。
他社ハウスメーカーと土屋ホームの坪単価比較
ここでは土屋ホームの坪単価と比較するために、他の大手ハウスメーカーの坪単価を参考までに掲載しています。
ハウスメーカー | 坪単価 |
土屋ホーム | 65万円~75万円 |
ヤマダホームズ | 55万円~80万円 |
ウィザースホーム | 40万円~90万円 |
住友不動産 | 45万円~75万円 |
アキュラホーム | 45万円~80万円 |
タマホーム | 35万円~80万円 |
一条工務店 | 50万円~80万円 |
積水ハウス | 60万円~80万円 |
ミサワホーム | 65万円~75万円 |
無印良品の家 | 60万円~90万円 |
土屋ホームの平屋の坪単価と費用相場について
平屋建てで注文住宅を建設したいと検討している人もいるでしょう。
土屋ホームで平屋の注文住宅を建設しようと思っているのであれば、少なく見積もっても坪単価は65万円からと考えましょう。
平屋の住宅を建設する場合には、2階建てと比較して、坪単価はどうしても割高になります。
多少の差はありますが、大体1~3割増しになると考えましょう。
もし平屋の注文住宅を建設しようと思ったところ、予算オーバーになったならば、2階建てなど他の選択肢も検討しましょう。
土屋ホームの3階建ての坪単価と費用相場について
それほど土地が広くない場合、3階建てにして、上にスペースを確保するという建て方も選択肢の一つになってきます。
土屋ホームで3階建てを建築した場合の坪単価も気になるところです。
ネットで紹介されていた実例を見てみると、坪単価は60万円強といったところが相場のようです。
平屋と比較すると、やや坪単価が安くなります。
ただ、土屋ホームの場合、階数によってそこまで大きく坪単価が変わってくることはないようです。
土地の広さに合わせて、建物をどうするかを検討するといいでしょう。
土屋ホームの商品別坪単価
土屋ホームで注文住宅を建設する場合、どの商品にするかを考える必要があります。
土屋ホームではお客さまの価値観に合わせて、2種類のブランドがラインナップしています。
一つは、注文住宅のCARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)です。
品質やデザインにこだわって、納得できるマイホームを建設したいというお客さまの要望に応えることのできる注文住宅です。
「世界に一つだけの、あなたのための家」がコンセプトです。
もう一つはLIZNAS(リズナス)です。
「企画住宅」と土屋ホームでは銘打っていて、注文住宅について詳しいことがわからない20~30代の方向きの商品です。
お客さまのライフスタイルをより豊かにするための注文住宅と言えます。
ここでは土屋ホームの2つのブランドについて詳しく見ていきますので、自分の場合はどちら向きか、検討してください。
土屋ホームの『CARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)』の坪単価

出典:土屋ホーム
土屋ホームのCARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)とは、「あなただけのための家づくり」をメインコンセプトにしている注文住宅です。
注文住宅を建てたくても、具体的にどんな家を建てたいか、どういったプロセスで考えていけばいいか、わからないでしょう。
そこで、CARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)ではスタッフがしっかりサポートしてくれます。
しかも、担当するスタッフは厳しい社内選考に合格し、第三者機関による覆面調査を定期的に実施して厳選された人ばかりです。
自社大工が直接施工するのも特徴の一つです。
「土屋アーキテクチュアカレッジ」という訓練学校を作り、きちんとした人材を育成しています。
また、業界でもトップレベルの機密性と断熱性に優れた家を作ります。
ですから、年間通して快適に過ごせます。
CARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)ではクォリティチェックが重要と考えています。
施工はもちろんのこと、デザインの領域でも重要視しているのがCARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)の特色です。
設計チームの中で総監修者を設けて、最終的にチェックする体制を整えることで、納得できるデザインにしていきます。
CARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)の気になる坪単価ですが、70~100万円程度が相場と言われているようです。
優れた担当スタッフがサポートしてくれ、業界でも最高水準とされる高気密で高断熱性能になっているので、多少坪単価が高くなるのは致し方ないでしょう。
土屋ホームの『LIZNAS(リズナス)』の坪単価

出典:土屋ホーム
LIZNAS(リズナス)については、土屋ホームでは「企画住宅」と呼んでいます。
LIZNAS(リズナス)は、お客さまが本当に求める生活スタイルを具現化する住宅というのが特徴です。
家族が一緒に楽しく暮らせる住宅を提供しています。
注文住宅を建てる場合は自由度が高いので、自分の理想の住まいを実現できます。
その反面、いろいろなことを自分で決めないといけません。
住宅に関する知識も必要になるでしょう。
しかし、LIZNAS(リズナス)は簡単に理想の住まいが作れるところに特色があります。
暮らしのスタイルやプラン、建築とインテリアのデザインを選ぶというシンプルなプランです。
ですから、住宅に関する知識があまりなくても、理想の住まいが実現できます。
土屋ホームがこれまで培ってきたノウハウを取り入れながら、コストカットを進めていきます。
正確に計算し、価格設定もわかりやすくシンプルなところも、お客さまの間で好評です。
自分の希望を詰め込みながら、予算オーバーにならないように調整してくれます。
LIZNAS(リズナス)では、家1軒に対して専属チームを組みます。
営業担当と設計担当、工事担当、管理担当など各部門のスタッフが立ち会って、着工前に工事内容を確認します。
すべてのスタッフの顔が見えるのは、お客さまとしても安心でしょう。
LIZNAS(リズナス)の坪単価ですが、口コミや体験談情報を総合すると、大体70~100万円といったところです。
土屋ホームの提供するCARDINAL HOUSE(カーディナル ハウス)と比較して、価格帯はほぼ一緒と考えましょう。
土屋ホームの住宅を選ぶメリット
快適な暮らしができるかどうか、静粛性も一つのポイントでしょう。
騒音に悩まされている環境の中ではリラックスできません。
土屋ホームで注文住宅をお願いすれば、気密性の優れた建物を建築できます。
ペアガラスや高性能樹脂サッシなどを採用しているので、周囲の騒音をしっかりカットできます。
また、日本で暮らす以上、課題になるのが地震対策です。
日本ではどの地方でも、大きな地震の起きるリスクはどうしても存在します。
土屋ホームの注文住宅は、ベタ基礎を採用しています。
基礎を一体化させることで、しっかりと建物を支えられます。
土台の厚さは120mmです。
これは、従来と比較して1.2倍の厚みです。
さらに、オリジナルのアンカーボルト、エンジニアリングウッドの通柱や土台を採用することで、建築基準法で決められている最大強度よりも1.6倍の強度を実現しています。
土屋ホームのメリットとして、すべての住宅がバリアフリー仕様になっている点にも注目です。
すべての注文住宅で、室内の出入り口や床面の段差をなくしています。
フロアがフラットになっているので、小さなお子さんでもお年寄りの方でも安心して移動できます。
また、浴室やトイレ、玄関、階段などには手すりを設置しています。
手すりを持って移動すれば、滑って転ぶような心配もありません。
土屋ホームの口コミの総評
土屋ホームで実際に注文住宅を建てた人はどのような感想を持っているのか、利用する際に気になるところでしょう。
ここではインターネットに掲載されていた口コミをいくつかピックアップしてみました。
土屋ホームの良い口コミ
「昨年、注文住宅を建設したのですが、営業マンの人当たりの良さが選んだポイントでした。こちらの要望を親身になって聞いていただけましたし、家事動線のことなどを考えて間取りも設計していただきました。断熱性がよくて、冬場も寒く感じません。」
「大手のハウスメーカーは下請けに丸投げするところが多いと聞きましたが、土屋ホームは自社の大工さんが建設してくれると評判だったのでお願いしました。価格は正直言って少し高いなと思いましたが、それを超える出来栄えだったので満足しています。」
「気密性に優れ、家の中の熱を逃さない構造だと思います。多少の寒さなら暖房をつけなくても、日中日差しが差し込めば結構暖かいです。暖房をかける頻度も少なくなって、おかげさまで電気代を節約できました。」
土屋ホームの悪い口コミ
「土屋ホームさんで注文住宅を建設して10年くらい経過しました。でも、今では当時担当してくれたスタッフさんが転勤してしまったようで、馴染みのある方がいなくなっていました。ですから、ちょっと何か不具合があった時にもお願いしにくいです。」
「スタッフさんは感じがよくて、気さくに話せる人でした。打ち合わせそのものは打ち解けた雰囲気でできたのですが、こちらとしてみればもう少しいろいろなアイデアを提案してもらえたらなと思いました。」
「注文住宅を建設してしばらくすると、エコキュートが故障してしまいました。でも、近くに支店がなかったので、すぐに対応してもらえませんでした。支店が近所にあるかどうかも配慮してお願いすればよかったなと考えています。」
総評
土屋ホームの注文住宅は、ローコストを売りにしているハウスメーカーと比較すると、坪単価がやや高めです。
これは品質にこだわっている結果と言えます。
大工さんなどの職人は自前で用意していますから、下請けや孫請けにお願いした時のように、自分の要望が先方にきちんと伝わらないようなトラブルも起こりにくいです。
また、使用している建材の品質にこだわっているので、多少値が張っても、出来上がった住宅を見て満足したという口コミが多かったです。
土屋ホームの営業マンは厳しい社内の基準をクリアしている人なので、提案力には定評があります。
しかし、人によっては当たり外れがあるようで、口コミの中には「もう少しいろいろな提案をしてほしかった」と考える方もいるようです。
しっかり打ち合わせをして、自分が希望する住まいのイメージを営業マンと共有することが求められます。
土屋ホームの会社情報
社名 | 株式会社土屋ホーム |
所在地 | 北海道札幌市北区北9条西3丁目7番地 土屋ホーム札幌北九条ビル |
設立 | 2017年10月13日 |
---|---|
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 541名(2021年10月31日現在) |
事業内容 | ・注文住宅の設計施工 ・アパート・マンション・ビルの建築 ・インテリア・エクステリアの設計施工 |
坪単価はハウスメーカーによっても変わる
注文住宅を建てる際には、多くのハウスメーカーの中から、提案されている商品やオプションなどによって一つを選びます。
何を重視してメーカー選びをするかは多種多様ですが、ハウスメーカーごとに目安となる坪単価が異なる点は念頭に入れておきたいものです。
ハウスメーカーは、坪単価によってローコスト系とミドルコスト系、そしてハイコスト系に分類できます。それぞれ、どのぐらいの坪単価が目安となり、どんな特徴があるのでしょうか。
ローコスト系ハウスメーカーの坪単価
ローコスト系ハウスメーカーの中には、タマホームのように全国展開しているメーカーもあれば、地域密着型の工務店まで様々です。
坪単価の目安としては30万円~50万円程度で、大手ハウスメーカーの平均となる70万円~80万円と比べると、リーズナブルな価格で住宅を建てられます。
これは坪単価なので、住宅の面積によって実際にかかる建物販売価格は異なります。
しかし多くの場合、1,000万円から2,000万円ぐらいの建物価格に設定されているケースが多く、初めて住宅を購入する人が検討したいタイプの住宅と言えるでしょう。
ローコスト系ハウスメーカーの住宅は、インテリアや間取りなどに関してのカスタマイズ選択肢が少ないという特徴があります。
すでに決められている間取りやインテリアをそのまま受け入れられる人なら、ローコスト系ハウスメーカーの注文住宅でも、十分に満足できる可能性は高いでしょう。
ただし、住む人のライフスタイルやこだわりに合わせてカスタマイズしたい人にとっては、選択肢が少ないという点で物足りなく感じるかもしれません。
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価は、約50万円~60万円ぐらいが目安となります。
全国展開しているメーカーなら、ヤマダホームズや一条工務店などが該当するでしょう。
ミドルコスト系のメーカーは、ローコスト系の住宅と比較すると設備が充実していることが多いです。
大手メーカーの坪単価よりも若干リーズナブルなので、満足度が高い住宅をお買い得な価格で建てられる点が、ミドルコスト系の最大の魅力です。
デメリットは、ローコスト系と同様に、カスタマイズ性がそれほど充実していないという点があげられます。
完全フリースタイルで住宅を建てたい人にとっては、ミドルコストでも十分な満足度を得られないかもしれません。
ハイコスト系ハウスメーカーの坪単価
ハイコスト系は、大手ハウスメーカーが多く、坪単価は70万円以上が目安です。
メーカーごとに複数の商品をラインナップしており、それぞれ坪単価は異なります。
しかし、ハイコスト系ハウスメーカーの中でも定番商品や主力商品となっている商品の多くは、坪単価は70万円~80万円程度に抑えられていることが多く、オプションを装備することで坪単価が高くなる仕組みとなっています。
ちなみに、ハイコスト系のハウスメーカーの中でも全国展開しているメーカーだと、ヘーベルハウスや住友林業あたりが該当します。