タマホームでは、創業者が渡米際に、アメリカ住宅の平均価格が坪単価約30万円であること知り、「いい家でしかも安い!」をモットーに、これまでの「日本の住宅は高い」のイメージを覆すローコスト住宅を展開しています。

あまり収入がない20代でも一戸建ての注文住宅が購入できるなんて、とても魅力的に思えました。
なぜそんなに低価格で注文住宅を提供できるのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
安さの秘密1.タマホームが施工を直接管理し、中間コスト削減と高品質を実現
住宅を施工する場合、ハウスメーカーと工事担当の施工業者の間には、現場を管理する施工管理会社(中間業者)が入り、そこで中間マージンのコストがかかります。
タマホームでは、その中間業者に発生するコストを抑えるため、各案件ごとに自社の工務チームが直接管理してコストを削減しているようです。
また、直接管理することで業務効率化による工期の短縮と統一した管理のもと高品質を実現しているようです。
安さの秘密2.生産者と直接つながる、新しい流通システム「タマストラクチャー」を実現
「タマストラクチャー」とは、森林組合や林業者、製材工場とタマホームが直接つながるネットワークです。
提携の森林組合や林業者に木材の使用量を事前に伝えることで、森林組合や林業者にとっては計画的かつ安定的に需要が見込めます。
タマホームにとっては、市場の相場や時期に左右されず、安定した価格での仕入れが可能になります。
また、消費者にっても低価格で住宅を購入できるわけですから、Win-Winの素晴らしい流通システムです。
この流通システムは、林業の活性化と森林資源活用につながることから、グッドデザイン賞も受賞しています。
安さの秘密3.住宅設備の大量発注によるコストダウン
住宅設備(キッチン、バス、トイレなど)をメーカーから大量購入することで、高品質な製品を低コストでの仕入れを実現しています。
年間の建築予定棟数に合わせて、設備メーカーと事前に供給数を協議した上で価格設定。
大量に仕入れることでコストを削減しています。
まとめ
タマホームでは、ハウスメーカーの中でも坪単価の安い注文住宅を提供することで有名です。
ただ安いだけでなく、企業努力に裏付けられたコストダウン施策で低価格を適正価格にした住宅を提供しているのですね。
