これから注文住宅で家を建てる場合、はじめに頭金として自己資金はいくらあればいいのでしょうか?
建売住宅や分譲マンションを買う場合、頭金0円でフルローン可能な分物件をよく目にします。
注文住宅でも同様に自己資金がないまま頭金0円でフルローンで行けるのでしょうか?
最初にいくらぐらい自己資金を用意するのが一般的なのでしょうか?
今回は、注文住宅で家を建てる場合の自己資金について調べてみました。
注文住宅で家を建てる場合、自己資金(頭金)はいくら必要か?
自己資金ははじめにいくらぐらい必要か?
注文住宅を建てる場合、住宅ローンの融資実行前に契約金や申込金などの必要な費用が発生しますので自己資金(頭金)0円は難しいでしょう。
現在、フラット35など総費用の9割くらいまで融資する住宅ローンが登場したことで総費用の1割程度の自己資金で住宅購入が可能になりました。
しかし、ゆとりをもった資金計画を考える場合、一般的には総費用の20%~30%以上の自己資金を用意することが望ましいと言われいます。
ココがポイント
注文住宅の場合、自己資金は総費用の20%~30%必要!
自己資金を増やす方法
自己資金を増やす方法として両親から援助してもらう方法があります。
この場合、税金に対する3つの選択肢があります。
1.住宅取得金等に係る相続時精算課税制度を利用する
相続時精算課税制度を利用すると親から援助されても2,500万円まで非課税になります。
この制度は、65歳以上の親から20歳以上の子へ贈与した場合に、2,500万円までは贈与税がかからない制度。
2.建物を親と共有名義にする
両親から贈与してもらい建物を両親と共有する方法があります。
それぞれ負担した資金の比率で持分名義にすれば、贈与税はかかりません。
3.両親から借金する
両親から借金する方法があります。
返済の事実があれば借入と認められ贈与税はかかりません。