輸入住宅の特徴とは
最近は新築住宅もさまざまなデザインのものが増えてきました。
奇抜なデザインもあれば、海外風の住宅なども珍しくありません。
輸入住宅の特徴として、デザインが海外の住宅に似ているだけではありません。
海外から建材を輸入して、デザインだけではなく工法も海外風で建てるのが輸入住宅です。
イギリス風、北欧風、ヨーロピアン、さまざまなタイプの輸入住宅があります。
海外から建材などを取り寄せることもあり、ローコスト住宅ではなかなか実現できないのが輸入住宅です。
最近はさまざまなタイプの家がローコストで建てられるようになっていますが、ローコストは万能ではないので、どうしても費用オーバーになって建てられないものもあるのです。
しかし、中にはローコストで実現可能な輸入住宅もあります。
例えば少し規模を小さくするなど、ハウスメーカーに相談することで実現可能となる場合もあるので「ローコストで輸入住宅は無理だ」と諦める前に相談をしてみましょう。
私はどうしても海外風の家に住みたくて、色々と削れる部分がないかを検討しながら予算内に収めていました。
苦労の甲斐あって、楽しい住まいになっているので嬉しいです。
輸入住宅にするメリットとデメリット
輸入住宅のメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
メディアの影響から、輸入住宅に住みたいと願う人が増えてきました。
こちらでは、輸入住宅のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットとしては「目立つ」「自慢できる」など、外観の良さなどを周囲に知らしめることができます。
むしろ、それこそが最大のメリットと言ってもいいでしょう。
それでは、逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
輸入住宅のデメリット、それは「価格相場が高いこと」「時間がかかる」「日本住宅には合わない」などがあるのです。
デメリットで一番大きなのは費用がかかりすぎることでしょう。
この点から、輸入住宅はローコストに向かないと言われているのです。
特に輸入品を多く使うため、流通コストだけではなく為替の影響で価格差が頻繁に訪れます。
どのタイミングで輸入をするかによって、家を建てる人にとってはデメリットとなるかメリットとなるかが変わってくるのです。
輸入住宅の価格相場について
一般的に床面積が40坪の場合、2000万円~3000万円前後で建てることができると言われています。
しかし、この価格相場はあくまで目安なので確実ではありません。
建てる場所によっても土地の価値が変わってくるので、価格相場は変わってきます。
例えば、首都圏と郊外では土地の価値が変わり、価格相場が異なるのも当たり前です。
他にもどのようなオプションをつけるのか、特殊な工事の方法を使うなど、費用が加算されることを追加すればするほど費用も高くなっていくことは考えておきましょう。
私も最初は希望のままに見積もりをお願いしていたら、驚くような金額になってしまいました。
輸入住宅の提供ハウスメーカー製品
輸入住宅を提供しているハウスメーカーは多くあります。
こちらでは、どのハウスメーカーが輸入住宅を提供しているのか、どんな製品があるのかを紹介します。
輸入住宅の代表格とも言えるハウスメーカーは「スウェーデンハウス」です。
高価格住宅ばかりなので、ローコストではないのですが取り扱う製品はどれも一級品です。
依頼主に合わせて設計してくれますし、断熱性の良さでも高い評価を得ています。
三井ホームも輸入住宅で知名度の高いハウスメーカーです。
スパニッシュという製品が人気が高く、ヨーロピアン風の住宅は主に女性から高い支持を得ています。
やや予算オーバーになりがちですが、その分見栄えが良い輸入住宅になります。
東急ホームズも輸入住宅として高い評価を得ています。
その中でもミルクリークという製品は絵本の中に登場する家の雰囲気をそのままにしてあるので、女性の少女心をくすぐる仕様となっています。
セルコホームはカナダの輸入住宅が人気のハウスメーカーです。
坪単価の価格相場が安いので、ローコストで建てることも不可能ではありません。
あまり大きな費用をかけたくないけど輸入住宅に住みたい人は、セルコホームがオススメです。
紹介した以外にも輸入住宅に特化しているハウスメーカーは多くあります。
ハウスメーカーによって、輸入住宅の特徴が異なるので、さまざまなハウスメーカーを見てから選ぶようにした方がいいでしょう。
まとめ
輸入住宅は女性にとってあこがれと言っても過言ではありません。
そのため、少々割高でも輸入住宅に住みたいという人は少なからずいるはずです。
さまざまなスタイルがあるので、きっとお気に入りの輸入住宅を見つけることができるはずです。
定番スタイルに自分の好みを追加することもできるので、世界にひとつだけの自分だけの家を建てることも可能です。
まずはさまざまなハウスメーカーを見て歩いてから、どこの製品を気に入ったかを決めるといいのではないでしょうか。
相談や展示会に参加するのは無料でできるので、ハウスメーカーの雰囲気を感じることができます。