家づくりの総費用において、本体工事価格以外に必要な『別途工事費（付帯工事費）』とはどんな費用なのでしょうか。
ここでは、本体工事価格以外に必要な家づくり費用について紹介します。
注文住宅の別途工事費用（付帯工事費用）とは
解体・伐採費
建て替えの場合に必要な費用になります。既存建物の解体や植栽伐採に必要な費用になります。
注意ポイント
木造住宅解体では１m2あたり1万円前後かかります。
敷地測量費
敷地が不明確で測量を行わなければならない場合の測量にかかる費用になります。
地盤調査費用
正確な地盤情報により適切な基礎構造にするための調査費用になります。
土地改良工事費用
地盤調査の結果、建物を建てる場所が軟弱地盤の場合、地盤の強度を高めるために地盤を改良する費用になります。
建築確認申請手数料
計画が建築基準法に適合しているか建築主事等に審査してもらうための費用になります。
外構工事費
外構（フェンスや門扉、カーポートなど）、植栽、建物の外回りの費用全般が外交費用になります。
照明器具工事費
各部屋の照明器具の工事費用になります。
特にリビング・ダイニングルーム、寝室などの照明器具は、通常本体工事費用には含まれず別途工事扱いになることが多いようです。
カーテン工事費
各部屋のカーテンやロールブラインドなどの工事費用になります。
カーテンレールやカーテンボックスなどの費用もここに含まれます。
空調工事費・特殊設備工事費
冷暖房機器の配管・取り付け工事や床暖房、２４時間換気システム、家庭内LANシステムなどの設備工事の費用になります。
屋外電気工事費・屋外衛生排水工事費
建物外部の配線・配管工事、門やアプローチ、庭、屋外駐車場などの電気工事や給排水衛生工事の費用になります。
引込み工事費
上下水道引込み工事および負担金や電話、CATV、インターネット回線などの引込み工事費用になります。
チラシや広告に書いてある本体価格以外にも、こんなに多くの費用がかかるのね！！
これじゃ、実際に見積りを取らないと家が建つまでにいくらかかるのかわからないわね！
こういった本体工事費以外の別途工事費用も、ハウスメーカーや工務店でそれぞれ異なります。
ハウスメーカーAは照明器具工事費やカーテン工事費まで本体工事費含んで対応したり、工務店Bは別途請求されたり。。。
実際に複数社に見積りを取って比較しないと、どちらが安いのか？お得なのか？判断がつきませんよね。
