この記事では、公開されている情報をもとに『アエラホーム』の価格相場や家の特徴についてまとめています。
ローコストな住宅を提供する住宅メーカーの中でも、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で5年連続評価されるほどの省エネ住宅を提供するアエラホーム。
今回はアエラホームの家やサービスの特徴や、アエラホームの家のすごいところを調査してまとめてみました。
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アエラホーム特徴
1984年にローコスト住宅メーカーとして設立された「アエラホーム」は、もともと山梨県甲府市の小さな工務店だったそうですが、現在では甲信越地方を中心に全国に50店舗を構えています。
関西圏内に住む我が家でもクチコミ・評判を聞くことのある、現在進行形で成長中のローコスト住宅メーカーですよね。
アエラホームでは「経済的ゆとり」「精神的ゆとり」「将来的ゆとり」という3つの「ゆとり」をコンセプトに事業展開しているようです
単にローコスト住宅(経済的ゆとり)だけでなく、高気密・高断熱・高換気など高品質な住宅(精神的ゆとり)、また省エネ住宅及び3世代にわたって住める家(将来的ゆとり)を提供することを目標としています。
こういったコンセプトから作られた同社主力モデルの「クラージュ」は、2013年から5年連続で「ハウス・オブ・イヤー・イン・エナジー」大賞・特別優秀賞を獲得しました。
アエラホームの価格相場
アエラホームはかつて坪単価20万円台を謳っていたこともあったのですが、現在ではおよそ30~55万円の坪単価を平均値としています。
それでも一般のハウスメーカーの坪単価と比べるとかなり低坪単価と評判で、十分「ローコスト住宅」と言えますよね。
この坪単価を実現するために、広告宣伝費を最小限に抑えているのがアエラホームの特徴であり、このため建材や設備の費用を削ることなく高品質なローコスト住宅を提供することができているようです。
注意ポイント
ただこれはクチコミ評判でもチラホラ見られる「注意点」なのですが、普通見積もりは延べ面積で計算するのに対し、アエラホームの場合は施工面積で計算します。
そうすると吹き抜けや玄関ポーチなどの床のない部分も計算に含まれることになるので、家の造りによっては結果的に他社の見積もりと比べて割高になってしまう可能性があります。
アエラホームの価格のお値引きについて
アエラホームは、お値引きしてくれるでしょうか。
アエラホームで住宅を建てたひとの口コミをみるとお値引きを含め価格交渉は可能のようです。
例えば、3LDKの3階建てで、1階はビルトインガレージ、屋上もついた家の場合、見積金額が2000万円でした。
価格交渉の結果、お値引きで1900万円になったとしましょう。
しかし、お値引きしていただいても、そもそも最初の見積もり金額が他のハウスメーカーと比べて安いのかどうかの判断がつきませんよね。
まずは、同じ間取りや用件でいくらくらいの費用で家を建てられるか、他のハウスメーカーも調べる必要があります。
価格相場がわかれば、価格交渉もスムーズに行うことができるからです。
価格相場を調べるためには、無料で利用できて、建てたい家にかかる費用の相場を確認できる簡易見積もり比較サイトを利用することをお勧めします。
アエラホームはここがすごい!
クチコミでも評判で私もすごいと思うところは、やはり先ほど触れた「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で5年連続評価されるほどの省エネ住宅を実現させているということですね。
ちなみに「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」とは、建物とその設備がトータルで優れた省エネルギーを実現させていると認められた住宅に贈られる賞です。
具体的には、柱の外側と内側の両方を断熱する「外張W断熱工法」や伝導率最高ランクの断熱材「フェノバボード」を床断熱に使用することで優れた断熱効果を実現。
また徹底的に気密テープと発泡ウレタンで隙間を防ぎ気密性を高めています。
またアエラホームの高性能換気システムも加わって、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいとなり、冷暖房の使用を抑えてCO2排出量を削減、省エネ・エコ住宅を実現させているのです。
アエラホームの安全性・耐震性
アエラホームでは、「耐震(倒壊防止)」「耐震(損傷防止)」「耐風」のいずれでも最高等級を獲得しています(耐震等級3、耐風等級2)。
この「耐震等級3」は、数百年に1度発生する大地震の1.5倍の震度でも倒壊・損傷しないと考えられる最高レベルの耐震住宅です。
また「耐風等級2」は、500年に1度発生する暴風の1.2倍の力にも倒壊・損傷しないとされる最高レベルの耐風住宅に与えられるものです。
このような耐震性・安全性の高い住宅を実現させるために、アエラホームでは従来の2.5倍もの強度を持たせる耐震ジョイント金物や、振動エネルギーを吸収して揺れを小さくしてくれる制振Kブレースという特殊装置を採用しています。
また、地震後に発生しやすい火災に対しても「省令準耐火構造」を満たす防火設備を施しています。
アエラホームの保証・サポート
アエラホームの保証やアフターサポートについても調べてみたところ、他のハウスメーカーと同様、アエラホームでも引き渡しから10年目までは2ヶ月・1年・2年・5年・10年の間隔で無料定期点検のアフターサービスが付きます。
それ以降(10年目以降)からは有料メンテナンスを5年ごとに受けることができるようになっています。
10年目までは(株)ハウスジーメンの保険で基本性能(基礎や床、天井など)のトラブルに関しては保証されています。
ココがポイント
地盤に起因するトラブルに関しては第三者機関によって一生全額保証。
マイホーム購入にあたって色々なローコスト住宅メーカーを調べましたが、この永年保証というのはアエラホームの突出したアフターサポートだと思います。
アエラホームの評判
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アエラホームの評判は概ね良いもので、特に「安価に年中快適な省エネ住宅が建てられる」というものが目立ちます。
省エネ住宅は長い目で見て経済的メリットも大きいですし、地球に優しいマイホームに住んでいるという満足感もありますよね。
ただし、アエラホームでは見積もり料として5万円がかかるのでそもそも依頼しにくく、我が家でもこの時点で断念となりました。
クチコミ評判でもココがかなりネックになっているみたいです。
しかし「ローコストでエコ住宅!」と決めている人なら、アエラホームで決まりなんじゃないかな、と思います。