注文住宅で家を建てる場合に、一番迷うのは土地選びではないでしょうか。
ライフスタイルに合わせて土地を探すと思いますが、住んでみて初めてわかる『失敗した!』『そこまで考えてなかった!』って事は結構あります。
そんな土地選びでの失敗談をいくつかまとめましたので紹介します。
【土地探しのポイント1】利便性は重要!駅近、バス停近は絶対条件!
土地を探す場合、ほとんどの方が職場への交通手段が便利な駅に近い場所を選びます。
仕事場まで車で通われている方は公共機関の交通手段をそこまで気にする必要はありませんし、
むしろ首都圏でも、駅やバス停より離れれば比較的安い値段で大きい土地を購入できますので、
車通勤の方は迷わず広い土地を購入するでしょう。
しかし、人生何があるかわかりません。車通勤が出来ない状態になることも考えられます。
子供が高校生や大学生になって電車やバスでの通学になった場合、特に台風雨に時期などは送り迎えする必要が発生します。
家を売却する場合、駅やバス停の近さは利便性において、査定のメインポイントになりますので売却価格が安くなってしまいます。
そう考えると、できる限り駅やバス停が近くにあるところを選ぶことが得策です。
【土地探しのポイント2】どんな地盤の土地か古地図などで必ず確認する
日本は地震列島です。東日本大震災、熊本地震など記憶に新しいようにどこに住んでいても必ず避けられない災害です。
地盤が弱いと想定の耐震基準よりも大きい負荷が家にかかる場合があります。
注文住宅で家を建てる場合に地盤調査が行われます。
どんなに利便性の良い土地でも、地盤が弱いと地盤補強を実施する必要がありますので、その分費用が発生します。
埋立地や造成地などは、液状化が発生する可能性もありますので、元々どのような土地だったのかを確認する必要があります。
例えば、東京ディズニーランドで有名な浦安エリアも、高級住宅街でしたが、東日本大震災の時に液状化が発生し甚大な被害が出ました。
高い費用で購入した土地でも、一度液状化が発生する土地だとわかってしまうと、地震のたびに心配になりますし、さらなる地盤補強が必要になりまた費用が掛かってしまします。
加えて、売却する場合にも土地の査定価格が下がってしまいますので、必ず古地図やネットなどで地形などをしっかり確認しましょう!
畑や田んぼ、沼地でも宅地造成されていれば地盤改良や補強がされていて大丈夫と考えてしまいがちです。
地震などの考えると古地図などもとにもともとどのような土地だったかを確認してから検討することをお勧めします
【土地探しのポイント3】周りより低い土地には絶対住まない!
日本では海抜の低い土地が結構あります。
また、平地でないところにも住宅地が造成されていますので、購入予定の土地が周りに比べて低い土地かどうかを確認する必要があります。
洪水といえば、平成27年9月関東・東北豪雨が記憶に新しいのではないでしょうか。
一度堤防が決壊すると低い土地に雨水がどこまでも押し寄せます。
同じ場所でも被害を被った家と被らなかった家の差は、ちょっとだけ土地が高いところに家があったということです。
近くに河がないので洪水する心配がないと思っても、周りよりも低い土地であれば、大雨になると周りから雨水が集まってきます。
特に都市部はコンクリートジャングルで、途中で雨水が地面に吸収されないため、ゲリラ豪雨などで排水能力を超えた雨量が発生すると、
あっという間に膝上くらいまで浸水してしまいます。
また、低い土地でなくても道路より低いところにあるスペース、例えば、地下に駐車場がある場合やエントランスが低くなっている建物などは浸水する可能性があります。
地下駐車場やマンションなどでよく見かける埋め込み型の立体駐車場などに駐車していた車が、ゲリラ豪雨で浸水してしまって使い物にならなくなった話を毎年のように聞きます。
保険でどこまで賄えるかはわかりませんが、それなりの費用はかかります。
どんなに利便性がいい土地でも、毎年のように床下浸水していたのでは安心して生活できませんので必ず確認しましょう!
【土地探しのポイント4】家の裏が山などの斜面の場合は大雨で崩れるリスクも!
大型の建売住宅地販売などによくありますが、新興住宅地などでは、山を切り開いて住宅地を造成するケースがあります。
土地も大きく、価格も比較的手頃だけど、山を切り開いた関係で土地の裏側がちょっとした森になっていたり、斜面になっている土地。
裏庭が付いてきた感じで、自然が近くにある感じで子育てにはいいかと感じてしまいがちな土地。
住んでみると厄介なことがある場合があります。
自然が近いと夏には虫が大変です。家の中にも蚊、蜘蛛、ムカデ、ゴキブリなど当たり前のように発生します。
子供にとっては良いですが、大人になると夏が近づくと嫌な感じになります。
その中でも最近増加しているスズメバチが巣を作るケースが一番危険で、日常生活に影響を及ぼします。
また、家の裏に崖がある場合は、造成地でも大雨等で崩れるケースがありますので注意が必要です。
都市部でも、傾斜地に住宅地を造成して販売されてるケースがありますが、大雨や地震の時に崩れないか少しでも気になる場合は避けた方がいいでしょう。
特に傾斜地の土地は大雨の時は、前の道路だけでなく、その土地も下に流れる雨水の通り道になりますので、地盤がゆるくなるリスクがあります。
【土地探しのポイント5】家の近くにお店がなくて失敗、コンビニや生活品を購入できるお店がない!
立地条件として土地を選ぶ際に家の近くにお店があるのは重要なポイントです。
これも住んでみて気づく失敗ポイント。
車通勤の方は気にならないかもしれませんが、家族みんなが車での移動せはありません。
ちょっとした買い出しでも車を使わなけれればならないの面倒ではないでしょうか。
徒歩5分以内にコンビニがあると、ちょっとした日用品の買い物が便利です。
地元の商店街、スーパーマッケーとやドラックストアなどが徒歩圏内にあるのもすごく便利です。
仕事帰りに駅前などで日用品を買って帰らなくても、家に帰ってから子供と一緒に買い出しに徒歩で行けますから、とても便利です。
また、飲食店、お惣菜屋さん、お弁当屋さんが近くにあると奥様方にとってとても重宝します。
共働き世帯ですと帰ってから夕食のしたくも大変です。家の近所に温かいものが変えるというのはとても強い味方です。
土地選びのポイントとして、現地に行くときは必ず確認しましょう。
【土地探しのポイント6】保育園・幼稚園が遠くて失敗
子供がいないとなかなか意識しないポイントですが、子供が出来て一番後悔するポイントが保育園、幼稚園から家までが遠いというところ。
パパママにとって子育ての大変な仕事として、子供を保育園や幼稚園に送り届ける、迎えにいくの日常行事があります。
車通勤であればあまり不便は感じないかもしれませんが、電車通勤族にとってはとても重要です。
保育園や幼稚園が自宅と駅の間にあるのが送っていくにはベストですが、そう上手くはいきません。
我が家も賃貸の時には近くに保育園がなくて、駅の反対側のさらに先の保育園しか入れなかったので、駅前に駐輪場を契約してわざわざ自転車で保育園まで送っていってました。
特に雨、雪、台風のときは朝からブルーな気分で、子供を届けるだけで大仕事です。
首都圏などでは保育園や幼稚園が近くにあっても、自分の子供がそこに入園できるとは限りませんが、
待機児童が少ないエリアでお探しの方は、ぜひ、検討のポイントとすることをお勧めします。
まとめ
私たちにとって土地は高い買い物です。
できるかぎり妥協せず自分たちの条件にあった理想の土地を購入したいですよね!
土地探しを自分たちで行うと、いつ出るかわからない条件にあった土地を求めて、住みたいエリアの不動産屋さんを地道に回らなくてはなりません。
でも安心してください。
無料で、しかも、同じ条件で複数のハウスメーカーに土地を探してもらえる神サービスが存在します。