この記事では、公開されている情報をもとに『トヨタホーム』の坪単価についてまとめています。
トヨタホームは、自動車メーカーとして世界的知名度を誇るトヨタのグループ会社となるハウスメーカーです。
自動車製造によって培ったノウハウを生かして、構造材には最高レベルの防錆技術を採用していたり、柱の太さが他のハウスメーカーと比較して太めで耐震性が高い住宅を建てることができるなど、他のハウスメーカーとは異なる特徴がたくさんあります。
こうしたハイスペックな住宅を建てる際には、坪単価はどのぐらいかかるのでしょうか。
今回はトヨタホームのラインナップ別や平屋住宅、3階建て、二世帯住宅など、気になる坪単価・価格相場と特徴を紹介します。
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【トヨタホーム】注文住宅の坪単価は?
トヨタホームの注文住宅の坪単価は、40万円~60万円程度と言われていて、他のハウスメーカーと比較すると平均的な単価に設定されています。
ポイント
トヨタホームの坪単価の目安は、40万円~60万円程度
ただし、ラインナップしている住宅のシリーズによって坪単価は異なります。
自動車製造の技術やノウハウを住宅づくりに生かしながらもこの坪単価で提供しているので、価格よりもハイスペックな住宅を建てられると言えるでしょう。
【トヨタホーム】ラインナップ別の坪単価と商品特徴
トヨタホームでは、複数のシリーズをラインナップしていて、それぞれ外観のデザインやコンセプトが異なります。
これから住宅を建てる人にとっては、外観や装備されている設備でシリーズを選んでも良いですし、予算の範囲内で充実した設備を手に入れることができるシリーズを選ぶのも良いでしょう。
坪単価はシリーズによって異なり、リーズナブルなものからラグジュアリーなものまで充実しています。
トヨタホームの都会的なデザインが魅力「シンセシリーズ」の坪単価や商品別特徴
シンセシリーズは住宅のデザインに力を入れているシリーズで、グッドデザイン賞を受賞するなどの実績があります。
全般的に都会的でスタイリッシュなデザインのものが多ので、モダンスタイルの住宅が欲しい人におすすめです。
トヨタホームのシンセシリーズの坪単価は60万円~70万円程度と比較的高めですが、省エネ設備や防犯設備が標準装備として搭載されているため、スペックを見るとこの坪単価は決して高すぎることはありません。
シンセシリーズは「かしこく広げる空間」をコンセプトに開発されたシリーズで、プランが豊富にラインナップされているのが特徴です。
シリーズの中にはビューティールームやアトリエを設置しているプランもあり、女性にとっては憧れのデザインや機能を装備したプランも充実しています。
シンセシリーズでは、限られた敷地の中に可能な限り大空間を作り出すための革新工法が採用されていて、柱を作ることなく面で住宅を支える工法が採用されています。
面で支えるというと耐震性が心配ですが、トヨタホームでは鉄骨造の住宅で高い耐震性を誇るだけでなく、鉄骨ラーメンユニット構造を採用することで、梁を追加しなくても高い耐震性を保ちながら大きな空間を作り出すことが可能です。
最大35畳までは柱を立てる必要がないため、オープンで広々とした空間が欲しい人にはぜひおすすめのシリーズではないでしょうか。
シンセシリーズは、コンセプトによっていくつかのシリーズに分類されています。
広大な空間が欲しい人におすすめの「シンセ・i-rashiku」の他、赤ちゃんに優しい設備や機能が充実している「シンセ・スマイリズム」、IoTを積極的に取り入れた「シンセ・スマートステージ」など、ベーシックなシンセシリーズをアレンジしたシリーズが充実しています。
その他にも、トヨタホームでは「シンセ・ハグミ」や「シンセ・LQ」など、二世帯住宅向けのプランがラインナップされていて、外観や設備、そして予算に合わせて好きなプランを選ぶことができます。
二世帯住宅の場合、どうしても一般的な住宅と比較して坪単価は高くなりやすいものです。
しかし、トヨタホームの場合は二世帯住宅でも坪単価は60万円~65万円程度が目安で、高すぎるということがありません。
もちろん、どの部分を共有してどの部分を分離するかによってスペックが異なるため、かかる坪単価にも影響します。
そのため、複数のプランを比較しながら、予算やスペックで気に入ったプランを選びたいものです。
トヨタホームの自由設計だから満足度が高い「エスパシオシリーズ」の坪単価や特徴
トヨタホームの中でも自由設計で希望や夢をかなえたい人におすすめなのが、エスパシオシリーズです。
EST工法を採用しているので高い耐震性を実現しているこのシリーズは、トヨタグループが培った防錆加工を施した鉄骨軸組の住宅で、耐震等級3を実現しているという特徴があります。
木造住宅と比較すると、トヨタホームのエスパシオシリーズの坪単価は60万円~90万円程度と高めですが、耐震スペックの住宅で自由設計という点で高い人気があるシリーズです。
自由設計なので、家を建てる人の希望や願いを実現しやすいというメリットがありますが、住宅の空間設計に自信がない人なら、あらかじめ複数のプランがラインナップされているので、そこから欲しい設備を追加するカスタマイズでもOKです。
エスパシオシリーズの外観は、ルーパーを最大限に活用したおしゃでなデザインとなっています。
見るだけでラグジュアリー感を得られるという点は、このシリーズの大きな魅力と言えるでしょう。
スペック面でも優秀で、高気密・高断熱を実現しているので、高い省エネ効果が期待できます。
エスパシオシリーズは、シンセシリーズと同じように、ベーシックなエスパシオをアレンジしたシリーズがたくさんラインナップされています。
例えば、空間を自由にアレンジできて美しさや耐震性も妥協しない「エスパシオLX」や、住宅の外壁そのものがプライバシーを守るセキュリティの役割りを果たしてくれる「エスパシオ・メッツォ」、そしてインナーガレージが標準装備となっていて、車やアウトドアを存分に楽しみたい人におすすめの「エスパシオ・ガレージスタイル+」などがあります。
エスパシオシリーズは、強い耐震性があるために2階建てはもちろん、3階建ても人気があります。
その特徴を生かし、住宅と店舗を併用したスタイルの住宅(店舗併用住宅)を建てることができます。
店舗空間と居住空間を完全に分離することにより、居住空間は賃貸に出すことも可能ですし、オーナーがそのまま生活することもできます。
具体的にどんな店舗が人気化と言えば、美容室やスパなどの美容系サロンを始め、隠れ家的なカフェなどが人気です。
どのような業種の店舗なのかによって、トヨタホームでは複数のプランをラインナップしているので、希望やニーズに応じて選べます。
店舗併用住宅の場合、どのような設備が必要かによって坪単価は大きく異なります。
しかし、店舗と住宅を併用することによって、通勤ストレスや店舗を賃貸する際にかかるコストを大幅に節約でき、ランニングコストを抑えた店舗経営ができるというメリットが期待できます。
【トヨタホーム】平屋住宅「シンセ・ピアーナ」の特徴と坪単価
トヨタホームでは、平屋住宅を取り扱うシンセ・ピアーナというシリーズがラインナップされています。
トヨタホームの平屋住宅シンセ・ピアーナの坪単価は70万円~80万円程度と高めですが、とても人気が高いシリーズで、伝統的な平屋住宅のメリットを最大限に生かしながら、ワンフロアだから実現できる開放的な空間を見事に作り出しています。
このシリーズでは、平屋住宅でも構造は鉄骨ラーメン構造を採用している点が特徴です。
鉄骨ラーメン構造は高層ビルにも採用されている構造なので、耐久性や耐震性はかなり高く、長持ちする住宅を手に入れることができます。
シンセ・ピアーナは平屋住宅ということでシニア世代にも人気があります。
老後のためのマイホームとして平屋住宅を希望する人は多く、バリアフリー仕様にできる点も大きな魅力となっています。
【トヨタホーム】狭小住宅など3階建て住宅の特徴と坪単価
狭小スペースへ住宅を建てる場合や、たくさんの部屋数が欲しい人におすすめなのが、トヨタホームの3階建て住宅です。
トヨタホームでは4階建て住宅にも対応して、独自の鉄骨構造による住宅づくりができるため、3階建てでも高い耐震性や安心を手に入れることができます。
3階建て住宅の坪単価は、どんなスペックや設備にするかによって異なりますが、3階建てシリーズの「シンセ・ヴィトロウ」だと坪単価60万円程度が目安となります。
二世帯住宅にしたり、店舗併用住宅にしたり、またインナーガレージを設置するなど、3階建てという空間を上手く活用することによって、限られたスペースでも開放的でゆったり感のある生活空間づくりができます。
【トヨタホーム】二世帯住宅の特徴と坪単価
耐震性が高いトヨタホームの住宅は、二世帯住宅としても人気があります。
二世帯住宅のみをラインナップしているシリーズとしては、「ニコリズムシリーズ」があります。
ニコリズムシリーズは、住む人のニーズや希望を最大限に生かせるプランが豊富にラインナップされているのが特徴で、それぞれのライフスタイルに応じてピッタリのプランを選べます。
共働き家庭の二世帯住宅なのか、専業主婦の二世帯住宅なのかによって、どこを共有してどこを分離したいのかが異なりますから、既存のプランをカスタマイズすることもOKです。
二世帯住宅は通常の住宅と比べて坪単価は高くなりやすいものですが、トヨタホームの二世帯住宅は、坪単価60万円~65万円程度が目安となります。
【トヨタホーム】1,600万円台~の住まいの特徴と坪単価
トヨタホームの中でもリーズナブルな価格で購入できるシリーズと言えば、「LQシリーズ」です。
LはLife Style、QはQualityを表していて、自分らしい暮らしをプロの力と技術力でサポートし、実現できる家をコンセプトとしたシリーズとなっています。
LQシリーズの坪単価は40万円~となるため、ベーシックプランの標準装備のみであれば1600万円程度で家を建てることができます。
スペックや設備をアップグレードしたりオプションを付けると、その分価格も高くなるので1600万円で家を建てることは難しいかもしれません。
しかし、ベーシックなプランでも充実した機能が標準装備でついていますし、ローコストな住宅でも高気密・高断熱がトヨタホームの魅力なので、快適で満足度の高い暮らしができるでしょう。
【トヨタホーム】大空間がもたらすくらしの特徴
トヨタホームは、開放的な間取りで広々と屋内の広さを満喫したいという人におすすめです。
少ない坪数でも、設計次第では吹き抜けや広々としたLDK、ウッドデッキなどを設置することが可能で、それらが一つの大空間を作り上げます。
吹き抜けにすることによって天井の高さを最大限に生かし、開放的な間取りによってキッチンからフロア中を見渡すことができますし、部屋数が欲しい場合には3階建てにするアイデアもおすすめです。
トヨタホームのシリーズは、どれも開放的でデザイン性に優れたプランが充実しているため、大空間が欲しい人におすすめのシリーズは複数あります。
それぞれ、設備やスペックによって坪単価は異なるため、プランを選ぶ際には、スペックや予算など多方向から比較検討することをおすすめします。
【トヨタホーム】スマートハウスの特徴と坪単価
トヨタホームのスマートハウスシリーズでは、自働車と住宅が人に寄り添う暮らしを手に入れることができます。
IoTを積極的に取り入れながら、屋根には太陽光発電設備を設置することによって、毎月かかる光熱費を大幅に節約できます。
また、IoT家電を導入することで、いつでもどこからでも安心と安全を確認することが可能です。
自動車製造も取り扱っているトヨタという特徴を生かし、自動車と住宅とのIoT連携も魅力です。
スマートハウスシリーズの坪単価は60万円~70万円程度となりますが、自治体によってはスマートハウス建築によって補助金が支給されることもあるため、意外とリーズナブルに建てられるかもしれません。
【トヨタホーム】坪単価・価格相場まとめ
トヨタホームは、他のハウスメーカーと比較すると坪単価は平均的です。
しかし、住宅の構造には鉄骨構造を標準装備しているため、どのシリーズを選んでも高い耐震性能が期待できるという大きなメリットがあります。
また、トヨタホームでは高層ビルにも採用されている鉄骨ラーメン工法を採用することによって、梁を多く使わなくても住宅をしっかり支えることができ、大きな空間を作り出すことができます。
開放的で広い空間を贅沢に活用したいという人ならトヨタホームを選ぶのがおすすめです。
トヨタホームでは高気密・高断熱の住宅が標準となっていますが、さらにエコな住宅を建てることも可能で、太陽光発電装備や蓄電池が標準装備になっているシリーズもあります。
まずは気になるシリーズを見積もってみてはいかがでしょうか。