この記事では、公開されている情報をもとに『日本ハウスHD』の標準仕様(標準装備)についてまとめています。
日本ハウスHD(日本ハウスホールディングス)は、二酸化炭素の排出量を抑える脱炭素の家づくりをコンセプトした、木造住宅を提供するハウスメーカーです。
日本家屋の建築素材としては理想的と言われる檜を使った、「檜の家」シリーズを販売しています。
檜の家シリーズには「極」「輝」「雅」「極」の4つの商品が用意されており、それぞれに特徴があります。
今回は日本ハウスHDの檜の家シリーズについて、構造や標準仕様などの特徴をまとめました。
この記事を読めば、木造建築の魅力について理解していただけると思います。
木造注文住宅の購入を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。
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【日本ハウスHD】構造・工法の標準仕様
檜の家の構造は、耐震性能の高い「新木造ストロング工法」が採用されています。
檜の家シリーズは、4寸(120ミリ)または3.5寸(105ミリ)の太さの柱が使われているのが特徴です。
太い柱が家をしっかりと支え、特に地震による上下の揺れに強く、大型地震の衝撃にもしっかりと家屋を支えます。
さらに、柱の4面すべてに溝を設けることで、より強く、より耐久度の高い建材を実現しました。
柱だけでなく、壁や床の耐久性にもこだわっています。
また、地震エネルギー吸収装置を取り付けた制震パネルで、繰返される地震の揺れを制御する工法が標準採用されています。
地震時の揺れに合わせて、制震パネルが上下に動くことによって地震のエネルギーを吸収し、家屋への衝撃を和らげて、大型地震から家を守ります。
“太い柱”、地震エネルギーを吸収する“制震パネル”、水平剛性に優れる“強い床”、構造用合板を採用した“強い床”の4つの強さが相乗効果を及ぼして優れた耐震性能を発揮し、「耐震等級3」の耐震性能を誇るのが、檜の家の構造における大きな特徴と言えるでしょう。
【日本ハウスHD】基礎の標準仕様
基礎は、土壌の状況や気候などを考慮して、コンクリート布基礎とベタ基礎のうち、最適な工法を選択しています。
100年持続する堅牢な木造建築が特徴の檜の家では、基礎も耐久性に優れた工法を行っており、「100年基礎」と名付けています。
特に檜の家シリーズのうち、「館」と「極」の基礎に使われるコンクリートは30Nの高強度を誇ります。
養生期間を十分に確保するなど、施工の精度を上げることによって、耐久性に優れた基礎工事が行われているのも特徴です。
【日本ハウスHD】外壁の標準仕様
外壁の標準仕様として、「極」「輝」「雅」には、国産の木材チップを利用した「オフセットサイディング」の16ミリ厚の外壁が標準装備されています。
デザインや色のバリエーションが豊富で、好みのデザインを見つけやすいと口コミでも人気です。
塗膜10年保証と製品本体保証が付いているのも、安心のポイントと言えるでしょう。
「館」の外壁は、日本ハウスHDオリジナルタイルの高級タイルが標準仕様です。
耐火性・耐久性・耐水性の優れた外壁で、石の質感が感じられるシックなデザインが魅力となっています。
35年メンテナンスフリーの保証付きなので、日常のお手入れも手間がかかりません。
【日本ハウスHD】屋根の標準仕様
「輝」と「雅」は、2層構造のスレート瓦「コロニアルクァッド」が標準仕様です。
2層のコート材が施されているので、万が一トップコートが劣化しても色褪せることなく、美しさを保ちます。
「極」の屋根は、スレート瓦「コロニアルグラッサ」が標準仕様です。
長く使っても新品同様の発色と輝きを保つグラッサコートが施されており、劣化が少ない耐候性能に優れた屋根です。
全16色のカラーバリエーションが用意されており、好みの色が選べます。
「館」には、重厚で高級感あふれる陶器平板瓦が採用されています。
本格的な洋風から和風建築、シンプルモダンまで、あらゆるデザインにマッチするハイグレードな平板瓦です。
【日本ハウスHD】断熱の標準仕様
日本ハウスHDの檜の家は、脱炭素を目指す家です。
このため、エネルギーの消費を可能な限り削減することで、二酸化炭素の排出を抑える家づくりを目指しています。
それを実現するのが、優れた断熱・気密性なのです。
日本ハウスHDは断熱・気密に関する徹底的な研究を行い、住宅メーカートップクラスの高断熱・高気密の家を実現しました。
一般的な建築では用いられることが少ない「床下断熱」を採用して、床下の温度を保つ工夫が行われています。
また、60ミリ厚のフェノールフォームや120ミリ厚の高性能グラスウール20Kなどの断熱機能を組み込んだ壁、高性能窓ガラスやサッシなどを標準装備しています。
室内の空気が外部へ流れ出る量を表すUA値は数値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
一般的な住宅の数値は0.46W/m2Kですが、「極」と「館」は0.256W/m2K、「輝」は北海道は0.30W/m2K、本州は0.37W/m2K、「雅」は0.37W/m2Kと、標準値よりはるかに少ない数値を実現しています。
また、気密性を表すC値も、数値が低い方が高性能です。
一般的な住宅の数値は5cm2/m2ですが、檜の家シリーズは全商品0.5cm2/m2と標準値の1/10を誇ります。
【日本ハウスHD】窓の標準仕様
窓には、高品質樹脂フレームとトリプルガラスによって世界的に見てもトップクラスの断熱性能を誇る、YKK APの「APW 430」が採用されています。
通常の2層ガラスの窓では、2枚のガラスの間に1枚のLow-E膜が挟まれています。
しかし、トリプルガラスの場合は3枚の窓ガラスに2枚のLow-E膜を挟み込めるので、室外の熱や紫外線をしっかりと反射すると同時に、室内の空気熱放出を極力抑えることに成功しました。
優れた断熱性によって、冬場に気になる窓の結露も安心です。
ガラスもフレームも冷たくならず、室内の温度との差が少なくできるため、結露が発生しにくくなります。
サッシの外観カラーは4色用意されており、家の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
【日本ハウスHD】床の標準仕様
内装材の床は、檜を使った無垢のフローリングです。
標準仕様の床ではシート状のフローリングを採用するメーカーも多いのですが、檜の家には国産の檜が贅沢に使われています。
車椅子でもキズが付きにくいセラミック塗装が施されており、耐久性が高いのも特徴です。
【日本ハウスHD】天井の標準仕様
檜にこだわる檜の家では、檜の羽目板を使った美しい天井が楽しめます。
檜には気持ちを和らげるリラクゼーション効果、防虫・防虫・殺菌作用があり、快適な湿度に保つなど、天然素材ならではのメリットがあります。
床も天井も檜の板で作られた木造家屋は快適性が抜群で、居心地の良い居住空間が得られるでしょう。
ただし、檜の天井が標準仕様になっているのは「極」と「館」だけで、「輝」と「雅」はオプション仕様となります。
【日本ハウスHD】キッチンの標準仕様
「極」のキッチンには、オープンタイプのオリジナルシステムキッチン「アレスタ」が採用されています。
トップは格調高く、汚れも落としやすい人造大理石で、シンクは自動水栓、収納引き出しはスライド式です。
さらに、食器洗い洗浄機とカップボードも標準仕様で付いています。
「輝」のキッチンもオリジナル商品ですが、こちらの品名は「AS」です。
「アレスタ」同様、キッチントップは人造大理石で、スライド式の収納、食器洗い洗浄機が付いていますが、カップボードは別売りとなります。
「雅」もオリジナルキッチンの「AS」ですが、キッチンのトップはステンレス製となっています。
食器洗い洗浄機が付いていますが、カップボードは付いていません。
「館」には、オリジナルキッチン「リシェル」が採用されています。
料理が楽しくなる本格派のオープンタイプキッチンで、トップは人造大理石です。
食器洗い洗浄機、スライド式収納、自動水栓、カップボードが標準仕様で付いている、高級タイプとなっています。
【日本ハウスHD】トイレの標準仕様
「極」「輝」「館」のトイレは、スッキリノズルシャッター、キレイ便座を採用した、オリジナル商品のシャワートイレです。
デコボコのないシンプルなデザインで、フチもありませんので、掃除がしやすいのが特徴となっています。
「雅」のトイレは、オリジナルLC便器を採用したシャワートイレHシリーズです。
樹脂タンクを使用したお手頃価格のシリーズで、便座が選べる組み合わせ式のデザインとなっています。
【日本ハウスHD】お風呂の標準仕様
浴室も、オリジナルのユニットバスが使われています。
「極」と「館」の標準仕様の商品名は、「アライズZタイプ」です。
横幅1,600ミリ、奥行き1,800ミリの人造大理石の浴槽とサーモフロアーが採用された、高級感のあるシンプルモダンなバスルームです。
「輝」と「雅」も、横幅1,600ミリ、奥行き1,800ミリの「アライズZタイプ」ですが、こちらの素材はFRP(繊維強化プラスチック)製となっています。
【日本ハウスHD】洗面台の標準仕様
「極」と「輝」の洗面台は、横幅900ミリのオリジナル製品「MV」が標準仕様です。
三面鏡のワイドな鏡で、くもり止めコート付きです。
掃除が楽な手間なし排水口と、自動水栓、エコハンドルが採用されています。
「雅」は、横幅750ミリのスタンダードなオリジナル洗面台「オフト」が標準仕様です。
「館」は、エレガントな洗面台「ルミシス」が用意されています。
横幅が1200ミリと広々しており、カウンターには人造大理石が使われている、ハイグレードな洗面台です。
【日本ハウスHD】空調の標準仕様
快適で心地よい空間をかなえるため、檜の家では空調を標準仕様としています。
寒冷地ではセントラルヒーティング、一般的な気候のエリアでは高効率エアコンが取り付けられます。
「極」「輝」「館」にはセントラルヒーティングまたはエアコンを4台標準装備、「雅」ではエアコン3台が標準装備です。
優れた断熱性と機密性に加え、地域の気候に合わせた空調設備が、1年中快適な室内環境を作り出してくれます。
換気については、「極」「輝」「館」は安定的にしっかりと換気できる、ダクトレス第1種換気が標準仕様です。
「雅」では、電気代などのコストが低い壁付け第3種換気が採用となっています。
【日本ハウスHD】玄関ドア・タイルの標準仕様
「極」と「館」の玄関ドアは、YKK APの「イノベストD50」です。
玄関ドアではトップクラスの断熱性と高耐久性を備え、重厚で高級感のある外観が魅力です。
扉の厚さは70ミリで、ドア枠には樹脂複合枠が使用採用されています。
さらにアクセントとして、アルゴンガス入りのトリプルガラスが嵌め込まれており、採光性もデザイン性も抜群です。
5つのデザインがあり、カラーバリエーションも豊富です。
玄関タイルには、新井窯業の磁器質タイル「アドリア」が標準装備されています。
最大の特徴は、足元をしっかりとグリップする滑りにくさで、雨の日も安心です。
また、高温で焼き上げた磁器製のタイルは、自然な色むらや紋様が魅力となっており、色味もシックでデザイン性の高さでも人気があります。
【日本ハウスHD】まとめ
国産の檜をぜいたくに使い、耐震・耐久性や断熱性にも優れているのが檜の家です。
植物の中でもフィトンチッドの含有率が高い檜は、リラックス効果が得られることでも知られており、木造建築ならではの快適さが得られると人気です。
「極」「輝」「雅」「館」の4つの商品が用意されていますが、「雅」が最もリーズナブルで、「輝」「極」「館」の順でゴージャスになっていきます。
オプションを上手に組み込みながら、予算やライフスタイルに合わせて最適な商品を選びましょう。
敷地の関係などもありますから、担当者と綿密に打ち合わせをして、こちらの希望をきちんと伝えることが大切です。