この記事では、公開されている情報をもとに『ヤマト住建』の坪単価や家の価格・費用相場についてまとめています。
ヤマト住建は、高性能で長寿妙な住宅を低価格で提供することを目指すハウスメーカーとして人気があります。
高品質な住宅を作る際には、どうしても坪単価や価格相場が高くなりがちです。
ヤマト住建では広告費を徹底的に抑えることで低価格化を実現するとともに、住宅性能技術開発にも力を入れています。
資産価値が高く、世界基準を満たす住宅を選ぶなら、ヤマト住建がぜひおすすめです。
このハウスメーカーでは、どのような商品がラインアップされていて、どのぐらいの坪単価なのか、見ていきます。
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ヤマト住建の住宅の特徴について
ヤマト住建の住宅は、約30年と言われる家の資産価値を伸ばす家づくりを目指している、という特徴があります。
1987年の創業以来ずっとこのモットーを掲げ、長寿命の家づくりに取り組んでいます。
断熱性に優れた住まいの設備が標準装備されている点は、ヤマト住建の大きな特徴です。
ハウスメーカーによって断熱性に関する対応や施工法などは異なりますが、ヤマト住建では外気が入り込んでくるすべての面に関して高い断熱機能を持たせています。
そこにハイスペックな空調システムを装備することによって、住む人全員にとって快適な室内空間を実現するとともに、光熱費の節約でお財布にも優しい家づくりをサポートします。
ヤマト住建の住宅は、耐震等級は3級に相当する強さがあります。
そこに制振ダンパーを合わせることで、耐震性をさらに高め、住む人に安全と安心を届けます。
住宅の基礎や軸、面というすべての要素に耐力テクノロジーを採用している点も、大きな特徴です。
ヤマト住建の坪単価について
ヤマト住建の住宅の坪単価は、目安としては40万円～70万円程度が相場となっています。
シンプルでベーシックな標準装備に絞り込めば、坪単価50万円台で購入することも十分に可能です。
この坪単価を他のハウスメーカーと比較した場合、使用する資材や採用する工法が同じでも、ヤマト住建のほうが低価格で快適な住まいを購入できるケースが多いです。
一般的に、ローコストの住宅は品質が低くなる傾向がありますが、ヤマト住建は違います。
ヤマト住建は高品質でハイスペックな設備を低コストで提供しているのです。
ヤマト住建は、標準装備をできるだけ抑えているという特徴があります。
設備を充実させるためにオプションを付けると、当然ですが、坪単価は高くなります。
しかし、予算に合わせて単価を調整しやすいという点は、ヤマト住建の魅力と言えるでしょう。
ヤマト住建の建坪ごとの建築価格と総費用
ここでは実際にヤマト住建で建築した住宅の建築事例をもとに建坪ごとの基本価格や総費用をまとめています。
ヤマト住建の20坪台の価格相場
| 坪数 | 基本価格 | 総費用 |
| 20坪（66.0m2） | 800万円～1,400万円 | 1,200万円～1,800万円 |
| 24坪（79.2m2） | 960万円～1,680万円 | 1,360万円～2,080万円 |
| 28坪（92.4m2） | 1,120万円～1,960万円 | 1,520万円～2,360万円 |
ヤマト住建の30坪台の価格相場
| 坪数 | 基本価格 | 総費用 |
| 30坪（99.0m2） | 1,200万円～2,100万円 | 1,600万円～2,500万円 |
| 34坪（112.2m2） | 1,360万円～2,380万円 | 1,760万円～2,780万円 |
| 38坪（125.4m2） | 1,520万円～2,660万円 | 1,920万円～3,060万円 |
ヤマト住建の40坪台の価格相場
| 坪数 | 基本価格 | 総費用 |
| 40坪（132.0m2） | 1,600万円～2,800万円 | 2,000万円～3,200万円 |
| 46坪（151.8m2） | 1,840万円～3,220万円 | 2,240万円～3,620万円 |
他社ハウスメーカーとヤマト住建の坪単価比較
ここではヤマト住建の坪単価と比較するために、他の大手ハウスメーカーの坪単価を参考までに掲載しています。
| ハウスメーカー | 坪単価 |
| ヤマト住建 | 40万円～70万円 |
| へーベルハウス | 80万円～150万円 |
| ミサワホーム | 60万円～110万円 |
| セキスイハイム | 60万円～120万円 |
| 三井ホーム | 80万円～110万円 |
| 積水ハウス | 80万円～105万円 |
| 土屋ホーム | 65万円～75万円 |
| ヤマダホームズ | 55万円～80万円 |
| ウィザースホーム | 40万円～90万円 |
| 住友不動産 | 45万円～75万円 |
| アキュラホーム | 45万円～80万円 |
| タマホーム | 35万円～80万円 |
| 一条工務店 | 50万円～80万円 |
| 無印良品の家 | 60万円～90万円 |
ヤマト住建の平屋の坪単価
ヤマト住建では、平屋「フラットハウス」を商品化しています。
2階を持たないワンフロアで作る平屋は、階段が必要ないだけでなく、天井を高くしたり、勾配を付けたりなど、空間を広くして開放感を高められるという特徴があります。
近年では平屋を希望する人が増えており、ヤマト住建でもフラットハウスのニーズが高まっています。
ヤマト住建のフラットハウスの坪単価は40万円～60万円程度が目安です。
どのハウスメーカーでも坪単価が割高になりやすい平屋スタイルでこの坪単価は、コスパがとても良いと言えるでしょう。
ヤマト住建の3階建ての坪単価
ヤマト住建の3階建て住宅は、「エネージュUW」や「エネージュSGR」などで選べます。
3階建てのプランのみが商品化されているわけではないものの、規格住宅でも注文住宅でも、ハイスペックな3階建てを選べるような配慮がいたるところにあり、これはヤマト住建の大きな魅力と言えるでしょう。
ヤマト住建の3階建ての坪単価は40万円～50万円程度で、ヤマト住建の中では比較的リーズナブルな坪単価となっています。
しかし、屋上にバルコニーを設置するなどのオプションを加えると、坪単価はアップします。
予算内でどの設備やオプションを取捨選択するか次第で、大満足できる3階建て住宅が選べます。
ヤマト住建の商品別坪単価
ヤマト住建では、ライフスタイルや機能、設備によって、複数の商品がラインナップされています。
どれも高品質な生活環境を低コストで選べるものばかりですが、商品ごとに目安となる坪単価には若干の差があります。
ここでは商品ごとの特徴やおすすめポイントとともに、坪単価がどのぐらいなのかを検証しましょう。
ヤマト住建で住宅を選ぼうと考える人にとって、価格相場を知ることは大いに参考となるのではないでしょうか。
『エネージュUW』の坪単価
ヤマト住建の中でも省エネ性能ナンバーワンなのが、「エネージュUW」です。
ZEHの基準を満たし、高断熱・高気密を実現しています。
ハイスペックな設備や装備によって断熱性を高めるとともに、計画換気システムを装備することで住む人の健康や快適さを維持します。
この換気システムは花粉やアレルゲンの除去においても優秀で、自宅の断熱化と換気システムによって健康状態が改善したという利用者もたくさんいます。
エネージュUWの坪単価は、他の商品と比較すると高めの設定となっており60万円～80万円が目安です。
その理由は、標準装備されている設備がハイスペックという点に加え、テクノロジーを駆使した住宅やデザインになっているからだと考えられます。
『エネージュW』の坪単価
気密性と断熱性を重視したダブル断熱工法が特徴の「エネージュW」は、ヤマト住建の中でも快適な住まいが欲しいという人にオススメです。
本物志向の家として人気が高く、一つ一つの設備や装備が断熱効果に貢献している点が大きな特徴です。
エネージュWは、屋内の温度と湿度を年間を通して一定に維持できます。
家のどこにいても常に同じ快適さを得られる点は、大きな魅力です。
また、高気密住宅なので光熱費を大幅に節約でき、お財布にも優しい暮らしを実現できます。
エネージュWは、ヤマト住建の中でもハイスペックな設備を標準装備としているため、坪単価は若干高めとなるケースが多いです。
エネージュWの坪単価は60万円～70万円程度を考えておくと良いでしょう。
もちろん、オプションを追加することによって坪単価が変わります。
『エネージュE』の坪単価
ヤマト住建の「エネージュE」は、住環境を重視した暮らしを実現できる商品として人気があります。
次世代住宅として、快適さや省エネを重視しながらも、ライフスタイルや家族構成、希望をふんだんに実現できる、自由設計タイプの住宅モデルです。
エネージュEの大きな特徴は、壁面だけでなく、屋根から基礎までを断熱材ですっぽりと覆う断熱工法です。
家の中が隅々まで快適な室温と湿度を維持できるだけでなく、お財布にも優しい暮らしが可能です。
特殊な工法やハイスペックな資材が採用されており、24時間換気システムが標準装備となっていることから、エネージュEの坪単価は50万円～60万円程度が目安となります。
『エネージュLCCM』の坪単価
ヤマト住建の家で生活環境の快適さに加え、予算やコスパを重視したい人にオススメなのが「エネージュLCCM」です。
脱酸素社会を目指すこの商品は、家庭のエネルギー消費を最小限に抑えることでCO2排出を控えるとともに、太陽光発電設備を装備することでCO2のマイナス化を目指します。
エネージュLCCMの坪単価は約70万円程度が価格相場です。
太陽光発電設備をはじめ、屋根ガルバリウムや樹脂サッシなどの断熱設備が充実している点を考えると、この坪単価はとても優秀なコスパと言えます。
エネージュLCCMは、エコな暮らしがしたい人をはじめ、快適な生活をしながら毎月かかる光熱費を少なく抑えたい人にオススメです。
高気密で高断熱な設備によって、家の中隅々まで、バランスの取れた快適さを維持できる点も魅力です。
『エネージュSGR』の坪単価
限られた予算内で満足できるマイホームが欲しいという人にオススメなのが「エネージュSGR」です。
リーズナブルさを重視した商品で、標準装備の設備を最小限に抑えながら、住む人の希望やニーズをピンポイントでかなえられる設計モデルに仕上がっています。
エネージュSGRは、屋上バルコニーが大きな特徴です。
狭小住宅でも屋上のスペースを活用することで、アウトドアリビングを楽しむことができます。
小さな子供やペットがいる家庭、ガーデニングやバーベキューを楽しみたい人にオススメです。
エネージュSGRは予算重視の商品で坪単価は40万円～50万円程度が目安です。
ただし、オプションを追加すると坪単価はアップするため、設備や装備の取捨選択が必要です。
ヤマト住建の住宅を選ぶメリット
ヤマト住建の住宅の1つ目のメリットは、コスパです。
ハイレベルな基準で快適な暮らしを長期間維持するための性能や設備が充実しているにもかかわらず、初期コストがとても低く、他のハウスメーカーと比較してコスパは抜群です。
2つ目のメリットは、アフターサポートが手厚く、充実している点です。
30年の長期保証に加え、初期保証として2年間は無償で、定期点検をはじめとするアフターサポートが付いてきます。
大きな安心感がある点は、ヤマト住建の魅力と言えるでしょう。
3つ目のメリットは、設備がハイスペックという点です。
必ずしもすべてのハイスペックな装備や設備が標準装備で付いているわけではないものの、アレルゲンや花粉を除去できる換気システムや高気密性、光熱費を節約できる高断熱性などは、オプションとして追加料金がかかっても装備したいのではないでしょうか。
ヤマト住建の口コミの総評
ヤマト住建は、関東地方から関西地方にかけて広く事業を展開しています。
これまで数多くの利用者がヤマト住建で住宅を選んできていますが、どんな口コミや評価が多く寄せられているのでしょうか？
ヤマト住建のいい口コミ
複数のハウスメーカーを比較した結果、ヤマト住建にお願いしました。
その理由は、標準装備されている設備だけでなく、オプションとして付けられる設備や装備などもハイスペックなものが多かったから。
それでいてコスパが良いので、大満足でした。
坪単価は正直、オプションを色々つけると決して安くはないと思います。
しかし、コスパを重視するなら、ヤマト住建は他のハウスメーカーよりもずっとお得です。
しかも、住み始めてからの快適さや満足度がとても高く、飽きずに済み続けられる点は、ヤマト住建ならでの魅力だと思います。
僕の自宅は狭小住宅なのですが、屋上でバーベキューができたり、ペットが遊べるスペースがあったりして、家族全員が毎日笑顔になっています。
ヤマト住建の気になる口コミ
高品質の設備が低コストで付いてくるというヤマト住建の噂を聞き、モデルハウスへ足を運びました。
モデルハウスは確かに素敵だし、ハイスペックな設備がたくさん付いていて、欲しくなってしまいます。
しかし、営業マンに話を聞くと、標準装備ではほとんど付いておらず、すべてオプションとのこと。
オプションを付けていくと坪単価がどんどん高くなってしまい、結局、他のハウスメーカーとそれほど変わらない価格相場となりました。
それなら別のハウスメーカーも視野に入れたほうが良いと思い、比較したのですが、見た目の高級感という点ではやはり他のハウスメーカーのほうが優れていたりするので、最終的にとても迷いました。
ヤマト住建の口コミの総評
ヤマト住建は、世界基準を満たすハイスペックな設備や装備を提供しています。
コスパや坪単価を見ると、高品質の設備や装備を低価格で提供している点は、口コミでも高く評価されています。
しかし、標準装備にこれらの設備が必ずしも含まれているわけではありません。
オプションとして追加すると、坪単価が高くなってしまい、それに対して不満を感じるユーザーも少なからずいます。
ヤマト住建を選ぶ際には、自身が何を重視して家づくりをしたいのかを明確にすることをオススメします。
機能性を重視するのか、見た目の高級感が大切なのかによって、どのハウスメーカーがピッタリかは変わるでしょう。
ヤマト住建は、高品質で高性能な設備を低価格で購入したい人にオススメのハウスメーカーです。
ヤマト住建の会社情報
| 社名 | ヤマト住建株式会社 |
| 所在地 | 〒651-0083 神戸市中央区浜辺通5丁目1番14号 神戸商工貿易センタービル18階 |
| 事業内容 | ・注文住宅事業 ・分譲住宅事業 ・不動産流通事業 ・リフォーム事業 ・中古住宅買取再生事業 |
坪単価はハウスメーカーによっても変わる
注文住宅を建てる際には、多くのハウスメーカーの中から、提案されている商品やオプションなどによって一つを選びます。
何を重視してメーカー選びをするかは多種多様ですが、ハウスメーカーごとに目安となる坪単価が異なる点は念頭に入れておきたいものです。
ハウスメーカーは、坪単価によってローコスト系とミドルコスト系、そしてハイコスト系に分類できます。
それぞれ、どのぐらいの坪単価が目安となり、どんな特徴があるのでしょうか。
ローコスト系ハウスメーカーの坪単価
ローコスト系ハウスメーカーの中には、タマホームのように全国展開しているメーカーもあれば、地域密着型の工務店まで様々です。
坪単価の目安としては30万円～50万円程度で、大手ハウスメーカーの平均となる70万円～80万円と比べると、リーズナブルな価格で住宅を建てられます。
これは坪単価なので、住宅の面積によって実際にかかる建物販売価格は異なります。
しかし多くの場合、1,000万円から2,000万円ぐらいの建物価格に設定されているケースが多く、初めて住宅を購入する人が検討したいタイプの住宅と言えるでしょう。
ローコスト系ハウスメーカーの住宅は、インテリアや間取りなどに関してのカスタマイズ選択肢が少ないという特徴があります。
すでに決められている間取りやインテリアをそのまま受け入れられる人なら、ローコスト系ハウスメーカーの注文住宅でも、十分に満足できる可能性は高いでしょう。
ただし、住む人のライフスタイルやこだわりに合わせてカスタマイズしたい人にとっては、選択肢が少ないという点で物足りなく感じるかもしれません。
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価は約50万円～60万円ぐらいが目安となります。
全国展開しているメーカーなら、ヤマダホームズや一条工務店などが該当するでしょう。
ミドルコスト系のメーカーは、ローコスト系の住宅と比較すると設備が充実していることが多いです。
大手メーカーの坪単価よりも若干リーズナブルなので、満足度が高い住宅をお買い得な価格で建てられる点が、ミドルコスト系の最大の魅力です。
デメリットは、ローコスト系と同様に、カスタマイズ性がそれほど充実していないという点があげられます。
完全フリースタイルで住宅を建てたい人にとっては、ミドルコストでも十分な満足度を得られないかもしれません。
ハイコスト系ハウスメーカーの坪単価
ハイコスト系は、大手ハウスメーカーが多く、坪単価は70万円以上が目安です。
メーカーごとに複数の商品をラインナップしており、それぞれ坪単価は異なります。
しかし、ハイコスト系ハウスメーカーの中でも定番商品や主力商品となっている商品の多くは、坪単価は70万円～80万円程度に抑えられていることが多く、オプションを装備することで坪単価が高くなる仕組みとなっています。
ちなみに、ハイコスト系のハウスメーカーの中でも全国展開しているメーカーだと、ヘーベルハウスや住友林業あたりが該当します。
