この記事では、公開されている情報をもとに『木下工務店』の坪単価や家の価格・費用相場についてまとめています。
ハウスメーカーにはそれぞれに売りとなる強みがありますが、木下工務店の場合は熟練した職人による施工と、環境と住む人に優しい家造りをしている点が挙げられます。
木下工務店ならではの特徴と共に、どのくらいの価格で建てられるのかを確かめてみましょう。
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木下工務店の住宅の特徴について
木下工務店は、施工を直営で行っています。
多くのハウスメーカーは、提携した施工業者に委託しているため、どうしても現場によって仕上がり品質に差が出てしまうことがあります。
しかし、木下工務店の場合は自社で育成した熟練した職人が、丁寧にその技術を駆使して施工していますのでレベルの高い仕上がりを期待できます。
また、質の高い発泡断熱製法を採用しています。
そのおかげで断熱性を高めて省エネができますし、防音性も高まっています。
できるだけ化学物質を使用していない資材を厳選していますので、ホルムアルデヒドなどによる過敏症のリスクを減らせるのも特徴です。
自由度の高い設計ができる注文住宅でもあり、要望をじっくりと確認して理想の家造りをすることができます。
木下工務店の坪単価について
木下工務店の坪単価は40万円から70万円程度となっています。
他のハウスメーカーと比較してもリーズナブルな価格帯となっていて、予算を抑えつつ上質の住宅を建てたいという希望を叶えることができます。
多くの工事を直営で行っているため、中間手数料がかからないというのが坪単価を下げる理由となっています。
また、無駄を排除して効率よく設計から施工までを進めるプロセス管理も、コスト削減に役立っています。
そのため、安さの割に品質は安定していて、満足度の高いマイホームを持てるのがメリットです。
木下工務店の建坪ごとの建築価格と総費用
ここでは実際に木下工務店で建築した住宅の建築事例をもとに建坪ごとの坪単価や基本価格をまとめています。
木下工務店の20坪台の価格相場
坪数 | 基本価格 | 総費用 |
20坪(66.0m2) | 800万円~1,400万円 | 1,200万円~1,800万円 |
24坪(79.2m2) | 960万円~1,680万円 | 1,360万円~2,080万円 |
28坪(92.4m2) | 1,120万円~1,960万円 | 1,520万円~2,560万円 |
木下工務店の30坪台の価格相場
坪数 | 基本価格 | 総費用 |
30坪(99.0m2) | 1,200万円~2,100万円 | 1,600万円~2,500万円 |
34坪(112.2m2) | 1,360万円~2,380万円 | 1,760万円~2,780万円 |
38坪(125.4m2) | 1,520万円~2,660万円 | 1,920万円~3,060万円 |
木下工務店の40坪台の価格相場
坪数 | 基本価格 | 総費用 |
40坪(132.0m2) | 1,600万円~2,800万円 | 2,000万円~3,200万円 |
46坪(151.8m2) | 1,840万円~3,220万円 | 2,240万円~3,620万円 |
他社ハウスメーカーと木下工務店の坪単価比較
ここでは木下工務店の坪単価と比較するために、他の大手ハウスメーカーの坪単価を参考までに掲載しています。
ハウスメーカー | 坪単価 |
木下工務店 | 40万円~70万円 |
へーベルハウス | 80万円~150万円 |
ミサワホーム | 60万円~110万円 |
セキスイハイム | 60万円~120万円 |
三井ホーム | 80万円~110万円 |
積水ハウス | 80万円~105万円 |
土屋ホーム | 65万円~75万円 |
ヤマダホームズ | 55万円~80万円 |
ウィザースホーム | 40万円~90万円 |
住友不動産 | 45万円~75万円 |
アキュラホーム | 45万円~80万円 |
タマホーム | 35万円~80万円 |
一条工務店 | 50万円~80万円 |
無印良品の家 | 60万円~90万円 |
木下工務店の平屋の坪単価と費用相場について
木下工務店は木造を基本としていて、2階建てはもちろん平屋も幅広く対応しています。
木下工務店ではどの商品シリーズでも平屋にできますので、デザインや仕様のバリエーションが豊富です。
木下工務店の平屋の坪単価は50万円から70万円程度と幅があり、ニーズに合った住宅にできます。
屋外との接続を良くして、庭に気軽に出入りできるようにした仕様や、天井を高くしてゆとりのある室内空間を作り出す設計なども可能です。
二人暮らしでのんびりと過ごしたいという要望に合わせた落ち着きのあるデザインコンセプトの平屋も人気です。
木下工務店の3階建て『 LEGĀTO Ⅲ(レガートⅢ)』の坪単価と費用相場について
木下工務店の『 LEGĀTO Ⅲ(レガートⅢ)』は、自由設計が可能な3階建てに対応した商品です。
狭い土地を有効活用するために用いることもできますし、ゆとりのある間取りを持ちたいという要望にもマッチします。
木下工務店の LEGĀTO Ⅲ(レガートⅢ)の坪単価は55万円から70万円程度と、他の会社よりも控えめな価格で手頃に3階建てができるのが魅力です。
1階と2階を吹き抜けにしたり、上階にオープンスペースを作ったりと、いろいろなアイディアを凝らした住宅に変えていくことも可能です。
家族構成に合わせて二世帯住宅にするという方法もあり、あらゆる層に対して魅力的なプランを提示しています。
木下工務店の商品別坪単価
木下工務店の住宅は価格帯が広く、限られた予算でマイホームを持つことも、充実したデザインと設備の注文住宅とすることも可能です。
それは、この会社が特徴の異なるいくつもの商品シリーズを用意しているところにあります。
工法や建築資材、デザイン、標準となる設備の内容といった点で違いがあります。
ライフスタイルや好みのデザインなどによって選びやすいラインナップとなっていますし、予算によって選ぶこともできます。
それぞれの違いを比較しながら、自分たちのプランに合ったシリーズはどれか探ってみましょう。
木下工務店の『URBAN GRANSIS(アーバングランシス)』の坪単価
木下工務店の『URBAN GRANSIS(アーバングランシス)』は、名称からも伺えるように都市型の住宅をコンセプトとしています。
木下工務店のURBAN GRANSIS(アーバングランシス)の坪単価は50万円半ばから70万円というところです。
2階建ての一般的な住宅だと、建物価格が2,400万円くらいとなります。
URBAN GRANSIS(アーバングランシス)は、木下工務店の商品の中では中堅から上位に属します。
URBAN GRANSIS(アーバングランシス)は、3階建て住宅にも対応できるので、どんな設計にするかによっても単価は変わってくることに注意しましょう。
土地が限られていてもスペースを有効活用できる仕様で、収納や家事スペースなどの造りを工夫しています。
また、吹き抜けを作ったり屋上を設けて自由に使えるスペースを取ったり、ゆとりのある生活を送る家造りを提案しています。
木下工務店の『Graci・yas(グラシヤス)』の坪単価
木下工務店の『Graci・yas(グラシヤス)』は主力商品の一つで、耐震性に優れていて省エネ効果を高めているのが特徴です。
木下工務店のGraci・yas(グラシヤス)の坪単価は50万円から70万円と比較的リーズナブルな価格帯に属します。
Graci・yas(グラシヤス)はある程度設備を充実させても基本価格が2,000万円台前半に収まるため、とても人気が高いです。
また、Graci・yas(グラシヤス)は健康的な毎日を送れるようにと『セントラル換気システム』を設置しています。
家中を24時間換気することで、湿気がこまるのを防ぎ新鮮な空気を送り込めるようにしています。
高めの天井高とし、開放感のある室内空間を作り出すことにも成功しています。
太陽光発電設備を設置すると共に、エネファームも併用して効率的な発電ができるのも魅力です。
設備の充実度が高くコスパに優れたシリーズと言えるでしょう。
木下工務店の『Ku・ra・su 家』の坪単価
木下工務店の『Ku・ra・su 家』の坪単価は木下工務店の中でも低めの45万円から65万円くらいとなっています。
Ku・ra・su 家は、一般的な住宅で基本価格が2,000万円程度で建築できる可能ととてもリーズナブルです。
また、間取り設計の自由度が高いのが特徴で、テレワーク仕様や子どもの遊びスペースを設けるといった要望にも柔軟に対応できます。
Ku・ra・su 家は、耐震と制震の両方の機能を持つDUOフレーム工法を採用していて、低価格でも災害に強い家を実現しています。
安心感の強い家を求める方にぴったりです。
また、高気密施工で全館空調システムが入っていますので、室温を安定させいつでも快適に過ごせるのもおすすめポイントです。
木下工務店の『Chaleur(シャルール)』の坪単価
木下工務店の『Chaleur(シャルール)』の坪単価は50万円から65万円くらいです。
Chaleur(シャルール)は、40坪程度の住宅であれば設備などのオプションも多少含めて、基本価格が2,400万円くらいを目安にすることができます。
Chaleur(シャルール)は「ベストシンプルモダン」とコンセプトとしています。
その名の通り、非常にシンプルで無駄のないデザインにしていて、それが価格にも反映されています。
その代わり、基礎構造を耐震性の高いものにしていたり、断熱性能の高い建材を使ったりしています。
特にWサーモプルーフという屋根材を使用しているのに注目できます。
室内温度を下げるのに役立ち、省エネに貢献してくれるのがうれしいところです。
木下工務店の『Liberte(リベルテ)』の坪単価
木下工務店の『Liberte(リベルテ)』は、他の商品よりもより自由に設計できる仕様となっていて、注文住宅を頼むメリットを最大限生かせるシリーズと言えます。
『Liberte(リベルテ)』の坪単価は50万円から70万円と幅があります。
それだけ予算に合わせた自由な注文ができるということでもあります。
基本プランとして間取りやデザインの自由性を最大限に活かし 大収納空間 『収’s(しゅうず)』 や、スキップフロアを提案しています。
これにより、同じ床面積であってもゆとりのある使い方ができるのがおすすめポイントです。
発泡断熱システムとしてデュラウォールを標準採用している点も魅力です。
このシステムのおかげで通年安定した室内温度をキープでき、快適かつ経済的に過ごせます。
木下工務店の住宅を選ぶメリット
木下工務店は、注文住宅メーカーとして柔軟な対応をしてくれるのがメリットです。
特に予算にマッチした家造りができるのは、多くの人から支持されている理由となっています。
シンプルな仕様にすれば坪単価にして50万円くらいに収められますし、デザインや設備にこだわって70万円オーバーに仕上げることもできます。
価格と仕上がりのバランスを自由に調整しやすいのが強みと言えるでしょう。
リーズナブルな価格帯なのに、全館空調システムが基本として含まれるのもメリットです。
24時間換気扇を使った空調管理を行い、室温を安定させると共に新鮮な空気を取り入れることができます。
メンテナンスの頻度を下げてくれる外壁材の採用や、使いやすさにこだわったキッチン周りの導線と設備のセッティングも質が高いです。
なによりも、木下工務店では直営施行を原則としているのがメリットです。
施工テストも厳しいものとなっているので、仕上がりの質の高さには定評があります。
木下工務店の口コミの総評
木下工務店についての様々な意見をチェックしてみると、コスパの良さを評価する声が多いことに気付きます。
一方で、内装の質や設備の高級感などについて不満を漏らすケースもあります。
良い面と悪い面の双方を聞いて、冷静に住宅メーカーの選定をしましょう。
木下工務店の良い口コミ
「いろいろなハウスメーカーを比較してみましたが、それなり低価格で高品質ということであれば、木下工務店さんが一番だなと感じました。耐震性や断熱性などは他と変わりませんし、空調システムなどもよく考えられています。基本性能の高さを考えると、かなりコスパが良いということでこちらにしました。」
「設計をする際に、かなり細かくこちらの希望を聞いてくれたのが良かったです。子どもが遊ぶための部屋や、食品などのストックスペースを設けたかったのですが、かなり使いやすいところに設計してくださって助かっています。特に収納スペースには使いやすい棚などを作っていただき、重宝しています。」
「3階建て住宅を建てました。他のハウスメーカーだと結構な予算となってしまったので困っていましたが、木下工務店さんに相談したら満足できる見積もりを出してくれました。二世帯住宅にしたいという要望についても、いろいろなことを考えて提案してくださりました。おかげで安心して生活できる家になったと思います。」
木下工務店の悪い口コミ
「価格が安いのは評価できますが、値段相応かなという感じがしました。間取りなどを自由に決められること以外は、注文住宅というよりも普通のハウスメーカーのようで、内装なども目立って良いところがなかったです。もちろん、内装オプションを細かく指定すればいいようですが、それだと価格が高くなるのでなんとなく中途半端という感じになってしまいます。」
「あまりアフターフォローが良くないように感じています。建築するまではとても対応が良かったのですが、その後はメンテナンスや点検などの連絡もなく、放置という感じです。特にトラブルが起きているわけではありませんが、注文住宅の他の会社だとアフターサービスもしっかりとしていると聞いていたので、ちょっと残念です。」
「自由に設計できるのはいいですが、こちらで迷っている時に役立つ提案をしてくれないのは困ります。あまり経験のない担当者だったのかもしれませんが、プロとして提案をしてくれるとより良い家にできたのではと思うこともあります。結局、住み始めてからこうすれば良かったのかな、という点がいくつか出てきました。」
総評
木下工務店は、直営施工で熟練した職人による丁寧な仕上がりを期待できることや、高気密高断熱の省エネ住宅となっていることなどが特徴です。
性能の高さと比較してリーズナブルな価格帯でもあり、注文住宅メーカーの中でも低価格で家を建てられます。
その分、設備の選択やアフターサービスなどの点で、自分たちが率先して行わないといけないこともあります。
しっかりと自分たちの要望を伝えて、効率よく打ち合わせを進めていくことが成功のカギです。
また、オプションを依頼することも多くなるので、その都度最終的な予算を確認して、当初よりも工費がずっと高くなってしまったということがないように気を付けなければいけません。
全体としてはコスパの良いハウスメーカーですので、予算と要望との擦り合わせを上手に行い、無駄なく快適な住まいを手に入れるようにしましょう。
木下工務店の会社情報
社名 | 株式会社木下工務店 |
所在地 | 〒163-1309 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー9F ※総合受付・ショールーム 8F |
設立 | 平成24年3月14日 (創業 昭和31年3月23日) |
---|---|
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 153名(平成29年4月1日現在) |
事業内容 | 注文住宅事業 土地分譲事業 リフォーム事業(木下のリフォーム) |
坪単価はハウスメーカーによっても変わる
注文住宅を建てる際には、多くのハウスメーカーの中から、提案されている商品やオプションなどによって一つを選びます。
何を重視してメーカー選びをするかは多種多様ですが、ハウスメーカーごとに目安となる坪単価が異なる点は念頭に入れておきたいものです。
ハウスメーカーは、坪単価によってローコスト系とミドルコスト系、そしてハイコスト系に分類できます。
それぞれ、どのぐらいの坪単価が目安となり、どんな特徴があるのでしょうか。
ローコスト系ハウスメーカーの坪単価
ローコスト系ハウスメーカーの中には、タマホームのように全国展開しているメーカーもあれば、地域密着型の工務店まで様々です。
坪単価の目安としては30万円~50万円程度で、大手ハウスメーカーの平均となる70万円~80万円と比べると、リーズナブルな価格で住宅を建てられます。
これは坪単価なので、住宅の面積によって実際にかかる建物販売価格は異なります。
しかし多くの場合、1,000万円から2,000万円ぐらいの建物価格に設定されているケースが多く、初めて住宅を購入する人が検討したいタイプの住宅と言えるでしょう。
ローコスト系ハウスメーカーの住宅は、インテリアや間取りなどに関してのカスタマイズ選択肢が少ないという特徴があります。
すでに決められている間取りやインテリアをそのまま受け入れられる人なら、ローコスト系ハウスメーカーの注文住宅でも、十分に満足できる可能性は高いでしょう。
ただし、住む人のライフスタイルやこだわりに合わせてカスタマイズしたい人にとっては、選択肢が少ないという点で物足りなく感じるかもしれません。
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価
ミドルコスト系ハウスメーカーの坪単価は約50万円~60万円ぐらいが目安となります。
全国展開しているメーカーなら、ヤマダホームズや一条工務店などが該当するでしょう。
ミドルコスト系のメーカーは、ローコスト系の住宅と比較すると設備が充実していることが多いです。
大手メーカーの坪単価よりも若干リーズナブルなので、満足度が高い住宅をお買い得な価格で建てられる点が、ミドルコスト系の最大の魅力です。
デメリットは、ローコスト系と同様に、カスタマイズ性がそれほど充実していないという点があげられます。
完全フリースタイルで住宅を建てたい人にとっては、ミドルコストでも十分な満足度を得られないかもしれません。
ハイコスト系ハウスメーカーの坪単価
ハイコスト系は、大手ハウスメーカーが多く、坪単価は70万円以上が目安です。
メーカーごとに複数の商品をラインナップしており、それぞれ坪単価は異なります。
しかし、ハイコスト系ハウスメーカーの中でも定番商品や主力商品となっている商品の多くは、坪単価は70万円~80万円程度に抑えられていることが多く、オプションを装備することで坪単価が高くなる仕組みとなっています。
ちなみに、ハイコスト系のハウスメーカーの中でも全国展開しているメーカーだと、ヘーベルハウスや住友林業あたりが該当します。